こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
「パティシエは年収が低いとみました。
でも、頑張れば高くなりますか?」
こんな方の疑問にお答えします。
4-1.300万円
4-2.400万円
4-3.500万円
4-4.1,000万円
では内容をみていきましょう。
1.パティシエは頑張れば年収は高くなるか?
結論は「頑張れば年収は高くなります」
ただこの質問にはいくつかの前提が無いですね。
・「高い」ってどの程度か?300万?1000万?
・「頑張る」とはどの程度の頑張りを想定しているか?
などですね。
ということで「この程度の水準を目指すと良い」ということを解説していきます。
2.パティシエTOP1%を目指すと良い
パティシエの中でTOP1%を目指すと良いです。
TOP1%ってどの程度か?
10年パティシエを続けるということです。
10年続けることができればTOP1%です。
専門学校を20才で卒業したら、30才まで頑張るということです。
10年続けることができればあなたの望む年収は確保できるはずです。
どの程度の年収を「高い」と判断し、目指すかによります。
そこで、次では日本の労働者の年収の分布を見てみましょう。
パティシエはどの位置にいるか?についても合わせて解説していきます。
3.日本の労働者の年収の中でパティシエはどの位置?
パティシエの「平均年収は350万円ほど」と言われています。
日本の労働者の中でみると「労働者階級」と言われるところです。
ただ「平均」ですので、
・20才の人も、
・30才の人も、
・40才の人も、
・50才の人も、
・オーナーも、
全部含まれます。
20才台の方は、年収200万円位の方も多いです。
働く場所によっては200万も行かないなんてこともあるようです。
恐らく最初は200万円台の所が多いと思います。
あなたにとってはどの程度の年収だと「高い」ですか?
次で、年収別にどの程度の頑張りが必要かカンタンに解説します。
4.目指す年収によってどの程度の努力が必要かは変わる。
年収が「高い」というのは個人の価値観でかなり変わります。
「300万でもいい」
「なんとなく500万くらい?」
「1000万?」
色々とあると思います。
日本の労働者の中で見ると、
■平均より低い→300万円
■平均的→400万円
■平均より高い→500万円
■上位10%→1,000万円
こんな感じです。
パティシエの世界で見ると、以下です。
■平均より低い→200万以下
(※しかし、かなり多くの方はこの辺)
■平均的→300万円前後
■平均以上→400万円
■平均より高い→500万円
■かなり高い→1,000万円
上記を踏まえどの程度の頑張りが必要か?
カンタンに解説していきましょう!
4-1.300万円
平均すると月収25万円です。
この位あれば東京都内だとちょっと大変かもしれませんが、
地方だと充分です。
働く場所にもよりますが、パティシエ経験3年目以降くらいかな・・
という印象です。
4-2.400万円
平均すると月収33万円です。
働く場所によってはシェフやスー・シェフクラスです。
パティシエ経験5年以上くらいですね。
日本の労働者の年収の中央値は360万です。
この位いけば、日本の労働者の中央値は超えています。
パティシエとしては充分と言っても良いのではないでしょうか。
4-3.500万円
ホテルなどのある程度の資本力がある所のシェフクラスです。
パティシエ経験10年以上は必要ですね。
4-4.1,000万円
パティシエとしてこの水準に届いた方はスゴイです。
一流ホテルのシェフ
独立開業
海外のホテル
このあたりでしょうか。
カンタンではありません。
5.まとめ
いかがでしたでしょうか?
「頑張れば高い年収を得ることができる」
これはどの業界でも同じですよね。
美容師なんかもそうです。
給料は低い業界と言われています。
しかし、年収1億円以上得ている経営者なんかもいます。
TOP1%になる!という決意とそれに見合う行動、努力ができるか?が大切ではないでしょうか。
パティシエを目指す方は、以下で完全解説をしています。
全体像をしっかりと理解できるようにしています。
関心ある方はご覧下さい。