こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
パティシエの世界には覚悟を持って入った
けど、
・熱いタオルで叩かれた
・陰で足を踏まれて押された
・目の前で悪口を言われた
・無視をされた
・暴力
もうお店を辞めた方がいいのか？
この仕事に向いていないのか？
職人の世界の「闇」の部分ですよね。
未だにこういう話は聞きます。
役立つかわかりませんが、私なりに解説します。
この問題はとてもセンシティブです。今回はあくまで私個人の個人的な意見です。
ですのでこれが正解という事はありません。
人それぞれ、1人1人に答えはあります。
その為「自分の場合はどう考えるか？」と考えながら読んでみて下さい。
1.「いじめ」にあった時パティシエはどうするか？
結論
ぶっちゃけわかりません。
当の本人にしかわからないのでは？
個人的には思っています。
理由を解説していきます。
2.パティシエは非常に狭い密室世界だから
人それぞれに、それぞれの人にしかわからない想いや事情があるからです。
「厳しさ」「修行」と感じる人も中にはいるからです。
その世界はとても閉鎖的で密室な世界である事がほとんどだと思います。
その状況を知らずして、外から私が的確な答えを出すのは難しいからです。
3.小規模な職場が大半を占める現実
小規模な職場が大半を占めるのが現実ですよね。
ホテルなど大規模に一見見える所でも、配属場所に限ると「狭い世界」ですよね。
・毎日ほぼ同じ顔の人ばかり見る
・毎日ほぼ同じ人と話をする
・上司は中々変わらない
・小規模店はオーナーやシェフが上司で変化がない
特に小規模店では「勘違い」をする人が出てきがちです。
非常に狭い世界で自分が「偉い」「絶対だ！」と勘違いをしてしまいます。
私の立場もそうです。
誰も叱ってくれません。
誰にも基本的には怒られません。
小さなお店では経験が長い先輩社員（パティシエ）は勘違いしがちです。
ひじょ～～～～に狭い世界でたまたま責任を与えられているだけであるにも関わらず、それが自分の実力と勘違いしてしまう。
そして謙虚さを無くし「自分はスゴイ！偉い！」と傲慢になっていきます。
ある意味「可哀想な人たち」です。
でもそういう人達が産まれる事で「いじめ」「暴力」に繋がる素地ができてしまいます。
私自身も、自店舗でそうならないように気をつけています。
また、私自身が常に謙虚であるという事も意識しています。
「いじめ」をする人の背景は「環境」にあると私は考えます。
その環境を作るのはお店だったら「オーナー」です。
最終的にオーナーの責任だと私は思っています。
ではどうするべきか？
私なりに考えている事を解説します。
4.どうすべきか？あくまで個人的な意見を述べる
どうすべきか？
これは最初にも解説している通りです。
わかりません。
ただ、これまで解説してきたような現実を踏まえて私なりの意見をお伝えしたいと思います。
「つらい」と感じるなら離れるべき
「いじめ」「暴力」はオーナーの責任
そういう「環境」を作ってしまっている
その為、今後も改善する見込みは恐らく薄い
よって「つらい」なら離れるべき
「頑張れる！」という人は頑張ったら良いです。
しかし、
「つらい」なら離れるべきだと私は思います。
5.まとめ
いかがでしたか？
あなたはどう感じたでしょうか？
こういう「いじめ」「暴力」の話は本当はしたくないです。
ただ、こういう現実は私の耳にも入ってきます。
私個人の意見です。
答えは1人1人にあると思います。
なぜ「いじめ」が出る環境が作られるか？
などは参考になると思います。
その点を踏まえて判断してみて下さい。
それでは！
