こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店です。
今回はコレ。
「パティシエの仕事は給料のためにしているわけではない。」
「お菓子作りができるようになる技術力を高める為に今は頑張っている。」
「お客様に喜んでいただけることが本当に嬉しい。」
「だから給料が低くてタイヘンだからパティシエを辞めるという事にはならない。」
「それで問題ないでしょ?」
今回はこの点について解説をしていきます。
パティシエとして技術力を高める為にも「給料」は大切です。
勘違いしている人が多いのではないでしょうか?
では内容を見ていきます!
1.パティシエは給料のために「こそ」働くべき!
もっと「高い給料を得ること」に貪欲になるということです。
修行だから・・
パティシエだから・・
まだ新人だから・・
ではなく「高い給料を得ること」について「も」必要なことだという事です。
なぜでしょうか?
2.「給料」を追求する事=パティシエとしての成長=技術力の向上だから
これは結構、簡単です。
給料を追求するという事は以下に通じる
・技術力を高めること
・人として成長すること
そう思いませんか?
高い給料を得ることができるパティシエも存在します。
そういう人はどうでしょうか?
少なくともパティシエとして一定以上の知識や技術を持ち合わせていませんか?
3.「給料」が高くなるとより自分に投資ができる
さらに「自分に投資」ができるようになります。
これもそうです。
高い給料を得るパティシエはほぼ例外なく「勉強」しています。
自分に「投資」をしています。
高い給料を得ることができていないパティシエ
これも例外なく「勉強していません。」
この1年で何冊の本を読んだ?
↓
「・・・」
「0です。。」
とか
「1冊です。。」
こんなのばかりですね。
大体は。
製菓の専門書って高いですよね?
5,000円とか、1万円とかしますよね。
でもこれって本当に高いですか?
私自身は「格安」だと思っています。
著者が何年、何十年とかけて積み重ねてきたノウハウ
それをたったの1冊の本から学べる
コスパ良すぎる
だから私のお店のシェフもそうです。
躊躇なくどんどん書籍には投資をします。
本を買いにフランスまで行った位ですし。
これ本当ですよ。
私、つきあわされましたし。。
私は完全に観光気分でしたが・・😁
結局のところ「本は安い投資」なんですよ。
それを「5,000円??たけ~~!」って言ってるパティシエは駄目です。
4.「給料のためにパティシエやっているわけではない」は「言い訳」
それでもこんな事を言うパティシエがいるんですよね。
私の考えは以下です。
努力をして自分の価値を高める事に正面から向き合う
↓
これから逃げる為の「言い訳」に過ぎない
「給料の為にやっているわけではない」
これはすでに高い給料を得るようになってから言うセリフ
努力をすること
変化すること
これには「苦痛」が伴います。
だから人は「現状に安住する」事を好みます。
頭のどこかで自分が挑戦をしない事に対する「言い訳」を自動的に探してしまいます。
そういうものです。
「給料の為にパティシエやってるわけではない」
このセリフは、せめて年収600万円を超えてから言って欲しいものです。
5.まとめ
・パティシエは「給料」にもっと貪欲になるべき
・給料の追求
=技術力の向上
=人間力の向上
・給料が高いと更に自分に投資ができる
・せめて年収600万を超えてからのセリフ
「給料のためにパティシエをやってるわけではない。」
「パティシエは給料が低いものだ」
↓
「だから努力しても無駄」
ではないですよ。
だからこそ努力するんです。
高い報酬を得ているパティシエは沢山います。
皆さん、知らないだけです。
高い報酬を得るパティシエの方はそれに見合う努力をしているだけです。
明日からのあなたの仕事への取り組みに役立てて頂けると嬉しく思います。
それでは!