こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
いや~~、ヒドイ。。
yahooニュースなどで報じられているのですが以下。
経営する洋菓子店で従業員を殴り、けがをさせたとして、三重県警いなべ署は17日、大阪市北区黒崎町、洋菓子店経営、服部勧央(本名・幸宏)容疑者(47)を傷害容疑で逮捕した。
私も、洋菓子店の経営者のはしくれとして思う所があります。
今回は、この事について私の目線で解説します。
今、毎日頑張っているパティシエの方は、是非これを見て行動を起こして欲しいと思っています。
本記事の内容
・報道内容について
・私が聞いた本当に酷い実例
・オーナーの主張は間違っている件
・パティシエは主張せよ!
報道内容について
21歳のパティシエのミスが多く、怒りにまかせて平手打ちをしたそうです。
その結果、全治2週間のケガを負ってしまったとのこと。
私が思った率直な感想です。
「こんなオーナーがいるから、
製菓業界は良くならない。」
「こういう事は、氷山の一角に過ぎない。
他のお店、会社でも酷い実態はある。」
私が聞いた実例
「蹴られてあばら骨を骨折。。。」
「頭から水をかけられた。」
オーナーの主張は間違っている件
こんな事を取り調べで言っているそうです。
この期に及んでまだ、言い訳ですか。。
手をあげている時点で完全にアウト!
「自分が罪を犯したという認識が無い」
真摯に謝罪するべき
手を出さずに、普通に言葉で叱ればいいだけのこと
パティシエは主張せよ!
今回の報道は、「氷山の一角」だと私は考えます。
でも、パティシエはなぜか、「主張」しない人が多いと感じています。
「暴力は犯罪。辞めて下さいと主張すること。」
「暴力を受けたら、今回のように警察に行くこと。」
まとめ
今回のような古い体質のオーナー、お店は淘汰されていくべきだと私は考えます。
こういうニュースが流れると、真面目に頑張っているお店やオーナーに迷惑です。
こういうお店で働いたパティシエは、将来にわたって「製菓業界は酷い世界だ」と認識を持つことになります。
これはとても残念なことです。
オーナーシェフは、狭い世界で自分が中心で運営しているので、視野が狭くなりがちです。
自分が判断の基準になるので、過信が生まれやすい環境。
だから、オーナーは自らを律し、謙虚に自分自身を見つめ直し、努力をしていく事が大切。