» 女性パティシエと結婚の両立はできるのか?体験談も合わせて解説!
 » 女性パティシエと結婚の両立はできるのか?体験談も合わせて解説!

現役洋菓子店経営者だからわかる
パティシエに役立つリアルな情報をお届けします。

パティシエとしての技術・キャリア・経営・心構え

女性パティシエと結婚の両立はできるのか?体験談も合わせて解説!

女性パティシエと結婚の両立はできるのか?体験談も合わせて解説!

こんにちは、伊東です。

 

2009年から洋菓子店を経営しています。

国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。

 

「パティシエールと結婚の両立はできるのかな?」

 

「ぶっちゃけ両立なんてムリでしょ?」

 

「お菓子づくりもしたい。だけど家庭も持ちたい。

どうしたらいいのか?」

 

このような疑問にお答えします。

 

お答え・・という程でもないのですが、

私自身が「当事者」です。

 

・奥さんがシェフ

・2歳の子供がいる

・創業11年

・育児とシェフ業を両立中

 

こんな感じです。

 

「頑張ってみたい!」

そう思う将来のママパティシエの方にお役立て頂ければと思います。

 

 

本記事の内容

1.女性パティシエと結婚の両立は可能か?

2.子供が先か仕事が先か問題はどうしたらいいか?

3.育休が取れる洋菓子店ってあるの?

4.育休後は社員?パート?どうするの?

5.お父さんの理解と協力は不可欠

6.まとめ

 

では、内容見ていきましょう!

 

1.女性パティシエと結婚の両立は可能か?

可能です。

可能ですが色々とクリアしないといけない問題は多くあります。

 

やっぱり「両立」できたらいいなぁと思う方、多いと思うんです。

 

とはいえ、待機児童の問題、職場の働く環境の問題、子育てをする環境って実は結構ヒドイですよね。

結婚すること自体は両立はさほど難しくないですが「子育て」ですね。

 

ここがクリアしないといけないことが多くなるポイントです。

 

まさに「当事者」で実践中の私の経験も踏まえ解説していきます!

 

 

2.子供が先か仕事が先か問題はどうしたらいいか?

これ悩みますよね~。

 

パティシエもしたい、お菓子づくりもしたい

でも子育てもしたい。家族の暮らしをしたい。

 

ごく自然な感情だと思います。

私が色々と考え、経験した中で思うことは今ははっきりと言えます。

 

子供を優先する

 

理由は簡単です。

 

仕事は後回しできる。

でも、

子供は後回しにできないから。

 

仕事は後で努力次第でなんとでもばん回できます。

大丈夫です。

 

3.育休が取れる洋菓子店ってあるの?

最近は環境を整えるお店も増えてきましたね。

産休、育休の取得は国も推奨しています。

 

1年半、場合によっては2年とれます。

 

要件は結構ありますが助成金も出る場合もあります。

交代要員の確保だけが問題ですね。

 

いきなり急に産休、育休とは基本的にはならないでしょうから、計画的に引き継ぎなど行うことが大事ですね。

 

 

4.育休後は社員?パート?どうするの?

理想は「社員」

現実は「パート」

かな・・・と思ったりします。

 

・子供が小さい内はどうしてもイレギュラー対応がでる

→発熱、体調不良など

 

・保育園に行くにしても時間通りに行くのは結構大変

→やってみるとわかりますが、保育園に決まった時間に行くことも簡単ではないですよね。

→世のママ達は本当にスゴイですよ。

 

育児の大変さは想像を超えます。

 

 

3歳位までは子育てを優先をし「いけそうだな」という感覚が出てきたらパートから始めるのが良いのではと思います。

 

とはいえ「社員」でも臨機応変に会社が対応して、働くママがより頑張れるようにするのが理想だと思います。

 

5.お父さんの理解と協力は不可欠

私自身「お父さん」ですからどれ程の「理解」と「協力」が必要かはホント実感しましたよ。。

 

「え~?仕事で疲れて帰ってるのにそれから子供の世話とかムリー」

 

「休日の午前中くらいは休ませて欲しい。」

 

「ご飯まだ~?」

 

とかこんな事を言っていたら、

確実に、

 

ぶっ飛ばされます

 

確実にです。

 

・できるだけ子育てには積極的に!

 

・おむつ替え、お着替え、風呂などをお父さんが中心でやる!

 

・ミルクを与えるのもお父さんが出来る‼

 

・休日は1日は完全にママをフリーにしてあげる

→お父さんが1日しっかり子育てDayにする

 

・料理もできるだけ作る

 

・食器洗いは当たり前!お父さんがやる!

 

・育児をするお母さんの大変さを理解する

 

まぁ、この辺ができて「最低限」でしょうね。

 

仕事よりも子供・家族を優先させましょう。

これをお父さんは理解すべき!

 

仕事は替えがききます。

でも、

家族は替えがありません。

 

6.まとめ

・女性パティシエと結婚の両立は可能

 

・「子供」「仕事」迷ったら「子供」

→落ち着いたら復帰すれば良い。

 

・育休は普通に取れる洋菓子店は多くなっている

→入社する時に要確認

 

・育休後の理想は「社員」。現実「パート」

→落ち着くまでは「パート」で。

 

・お父さんの「理解」「協力」は不可欠

→これが無いとまずムリです。

よく話し合いをしておくこと。

 

両立は大変ですが、何とかなるものです。

 

私自身も現在進行形で子育て中です。

 

日中は子育て全力なので仕事は夜9時~翌3時までの6時間。

帰宅し、寝ようと思ったら「夜泣きタイム」・・・・・

 

 

こんな事も結構ありました。

でもそれが子育てです。

貴重な時間です。

 

こんな事も永遠に続くわけではありません。

必要な時間です。

 

夫婦も最初は子育て1年生です。

2人とも「大人になる」「成長する」という時間でもあります。

 

お互いで話し合い、価値観を共有する事が大事なのだと思います。

 

私も完全にできているわけではありません。

でも「子育て1年生から今は3年生です。」

「大人がより大人になる」

 

こんな理解がお互いに必要だと思います。

 

参考になれば良いなと思います。

 

それでは!

関連記事

おススメの記事