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パティシエ あるある「販売と製造がギスギスしている」時にどうする?

パティシエ あるある「販売と製造がギスギスしている」時にどうする?

こんにちは、伊東です。

 

2009年から洋菓子店を経営しています。

国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。

 

こんなことありませんか?

 

■販売担当

「このケーキの飾りもうちょっときれいに修正してもらえますか?」

 

■パティシエ

「💢じゃぁ、冷蔵庫に置いて下さい。。」

「こっちは大変な中、沢山作っているのに💢!」

なんか製造を否定された気分💢💢💢

 

パティシエ として働いていると1度はこういうことあるかもしれません。

 

「作ってるのはこっち(製造)なのに💢💢!」

 

😊そう言いたくなる気持ちはわかります。

こういう時、どのように理解をし、行動をすれば良いか?を解説します。

明日からは、製造も販売もギスギスが無くなり、お互い気持ちよく働けるようになりますよ!!

 

 

本記事の内容

1.製造と販売のギスギスをなくすポイントは「お客様の視点」

2.お店は「お客様のために存在しているチーム」

3.事例:製造と販売がお客様視点を持つとどうなるか?

4.まとめ

 

では内容を見ていきましょう!

 

1.製造と販売のギスギスをなくすポイントは「お客様の視点」

ギスギスした雰囲気になる原因はなにか?

 

結論は「お客様の視点」

 

これが欠如しているからです。

なぜ「お客様の視点」がポイントになるか?

 

次で解説していきますね。

 

2.お店は「お客様のために存在しているチーム」

お菓子を作る目的は何ですか?

 

作ることが目的ではないですよね?

「お客様に喜んでいただくこと」ですよね?

 

だから、パティシエ であるあなたの仕事はなんでしょうか?

お菓子を作ること・・ではなく「お客様に喜んでいただくこと」なんです。

 

お客様に喜んで頂くためにお菓子を作る

 

ここまでで何となく伝わりますか?

 

パティシエ 、販売、職場に関わる人すべては「お客様に喜んで頂くため」に、それぞれの「役割」を担う1つのチームなんです。

 

パティシエ の目的も、

販売の目的も、

 

同じなんです。

 

この考え方が共有されていることが大事です。

製造、販売のギスギス感はなくなります。

 

3.事例:製造と販売がお客様視点を持つとどうなるか?

最初に紹介した販売と製造のやり取りで、お客様の視点があるとどうなるか?を解説していきます。

 

■販売

「このケーキ、ここの部分を修正するともっと

お客様からみて見た目が良くなって喜んで頂けると思うので、お願いできますか?」

 

■製造

「そうですね。すみません。すぐに修正します。

今後、より丁寧に飾り付けをするようにします。

ありがとうございます。」

 

お互いが販売がどうとか、製造がどうとかと言うことではなく「お客様の満足」にフォーカスできるとこうなります。

 

「販売が悪い」「製造が悪い」ではないんです。

「製造の方が偉い?」みたいなこともありません。

 

1つのチームなんです。

全員の責任なわけです。

 

4.まとめ

 

いかがでしたでしょうか?

 

製造と販売がギスギスすること自体が不毛なことです。

 

お客様に喜んで頂く為に、1人1人がそれぞれの役割を全うする。

そして最高の商品やサービスを提供する。

 

その為に集まったチームです。

 

チームメート同士でギスギスしてどうするんでしょう・・

って感じです。。

 

「ヤバい、自分の職場あてはまるな・・」

 

そう思った方は改善に役立てて下さい。

どう改善するか?

 

かんたんです。

 

「接頭語」を付けて販売と製造の方達はやり取りをすればいいんです。

 

お客様に喜んで頂くために◯◯◯をしたい。」

 

お客様に喜んで頂くために▲▲▲をお願いします。」

 

この「接頭語」をつけて会話してみて下さい。

相手の受け取り方も変わるはずです。

 

参考になると嬉しく思います。

それでは!

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