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洋菓子店の開業時に業者の言う事を鵜呑みにしたら失敗した件

洋菓子店の開業時に業者の言う事を鵜呑みにしたら失敗した件

こんにちは、伊東です。

 

洋菓子店を開業して11年たちました。

これまで数え切れない位の失敗をしてきました。

 

私のようなアホな失敗をする人はいないかもしれません。

しかし、少しは参考になる人もいるのかもしれないと思い解説してみる事にしました。

 

お店の運営に関係している方や、独立を目指すパティシエの皆さんは参考になると思います。

 

本記事の内容

1.洋菓子店の開業時に、業者の言う事を鵜呑みにしたら見事に失敗

2.なぜ失敗したか?

3.私の失敗例ご紹介

4.失敗しない為にはどうすればいいか?今ならわかる!

5.まとめ

 

では内容をみていきます。

 

1.洋菓子店の開業時に、業者の言う事を鵜呑みにしたら見事に失敗

もう11年前になります。

当事、私は全く別の業界から製菓の世界に入りました。

 

当事の私はこんな感じでした。

 

・製菓の世界での仕事の経験は0

 

・上場コンサル会社での勤務7.5年

 

・サラリーマン時代も製菓の世界との縁は0

 

つまり簡単にいうと

 

「100%ド素人」でした

 

その為、当事、業者の担当者がいう事には、

 

「なるほど!そうなんですね!」

 

もう100%肯定です。

素直なのかアホなのかわかりませんが、、

 

で、見事に失敗しました。。

 

2.なぜ失敗したか?

なぜ業者の担当者のいう事を鵜呑みにして失敗したか?

今ならわかります。

 

当事の自分に言ってやりたいですよ。

ホント。

 

・製菓の世界の事をもっと勉強すべき

→当たり前過ぎる。。。

 

・多面的に情報を集めて判断すべき

→担当者1人の話ではなく複数人の話から判断すべき

小さな洋菓子店の経費の戦略

 

メチャメチャあたりまえじゃん!!

 

そりゃそうですよ。

今ならわかります。

 

でも当事はわかりませんでした。

 

次にどんなことで失敗したか?

色々とありますが例をあげていきます。

 

3.私の失敗例ご紹介

「オープンして最初は生菓子ばかり売れるでしょう。」

 

「ですから焼き菓子のギフト箱などはオープンしてから半年後くらいを目処に少しずつ用意されてはどうでしょうか?」

 

こう言われました。

 

当然私は素直に返答。

「そういうものなんですね。わかりました!」

 

しかし、現実はそんな事は全くなく・・・

オープン当日からお客様からこんな声が・・・

 

「焼き菓子の詰め合わせはないのかしら?」

 

「プレゼント用の箱詰めは?」

 

当然、用意していないので平謝りです。。

ぐだぐだ過ぎました。。

 

で、今度は慌てて、適当に既製品の箱を間に合わせで仕入れました。

ところが、今度は、、、、、、、

 

「今どき、コンビニでももっとしっかりしたギフト箱用意してるわよ💢💢💢」

 

こんな事を言われる始末。。。

 

さらに慌てて以下を用意

・紙袋(既製品)

・オリジナルシール

・ギフト箱(もう少しまともなやつ)

 

これで急場を凌ぎました。。。

 

が、これで終わりではありません。

 

予定外の出費で現金がピンチに!

包装資材は既製品を仕入れるにしてもかなりの資金を要します。

 

予定外の出費となり、1月に開店し、仕入れを慌ててしまくった結果。

 

翌月2月の支払いが本当にギリギリに・・

 

現金残高10万円くらいまでいったと思います。

10万円しか現金が無いというのは「倒産寸前」です。

 

本当にきつかったです。

 

4.失敗しない為にはどうすればいいか?今ならわかる!

今、思えばなんでこんなショボいミスしたのか?

と思います。

 

でも当事はわからなかったんです。

 

という事で失敗しない為にはどうするか?

まとめます。

 

・製菓の世界について勉強しておく

 

・事業計画を考える段階でもっと詰めておく

 

・複数の業者、担当者から話を聞いて判断する

 

・担当者の話は「担当者が経験した範囲でのこと」

→参考程度にする

 

・業者任せにしない。

自分で調べ、考え、決める!

 

・自分が考えるお客様は何を求めているか?を考える

→唯一ここに答えがある

→業者には答えがない

 

自分のお店の主要客層が何を求めているか?

 

ここにすべての答えがあります。

業者の担当者には答えはありません。

 

5.まとめ

はい、いかがでしたか?

 

・業者の担当者のいう事は鵜呑みにしてはダメ

 

・まず自分自身が学び、調べ、そして決める

 

・自店舗の主要客層を想像し、何を求めているか?を考える

ここにしか答えはない。

 

結局の所、すべての責任は経営者にある。

社長

 

そういう事です。

経営者が判断を謝ると、当事の私のように危機的な状況を作ってしまいます。

 

無知、不勉強さが招いている結果です。

 

無知で不勉強なまま独立をすると確実に会社を潰します。

誰の責任でもありません。

経営者の責任です。

 

このような失態を乗り越え、勉強をし続けて何とか11年続けてくる事ができました。

 

参考になる点があれば嬉しく思います。

 

それでは!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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