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緊急事態宣言の後の街の洋菓子店の状況。今こそ自責思考が大切な件

緊急事態宣言の後の街の洋菓子店の状況。今こそ自責思考が大切な件

こんにちは、伊東です。

 

2009年から洋菓子店を経営しています。

国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。

 

緊急事態宣言が出されました。

その後の状況についてと、この状況をどう乗り越えるか?

 

乗り越える際の考え方で私が思うことについて解説します。

ちょっとパティシエの方にとっては「遠い話」と感じるかもしれません。

 

しかし、今回解説する「自責思考」を1人1人が持つことが

今の状況を乗り越えるには必要だと考えます。

だから「自分ごと」として捉えて少しお付き合いを頂けると嬉しいです。

 

 

緊急事態宣言後の状況

飲食店を中心に売上が90%減っている・・

など暗いニュースが多く流れてきますね。

 

街の洋菓子店も地域によっては本当に苦労されている所も多いと思います。

「このまま続くとやっていけない・・」

1人頭を悩ませているオーナーもいるかもしれません。

 

そして注意点!

働いているパティシエの皆さん、

「自分の職場は大丈夫と思わないことです。」

 

経営者が持つ危機感と、従業員の皆さんが持つ危機感には大きな温度差があるものです。

 

私のお店でも来客が30%ほど減っています。

30%というとまだ、80%、90%減よりマシじゃないかと思うかもしれません。

 

しかし、30%も売上減が続けば普通は倒産します。

その位のインパクトです。

80%、90%減の所は、目先もうかなりキツイという所が多いと思います。

 

ではこのような状況下でどうすればいいか?

 

自責思考がまずはスタートライン

政府の経済対策。

 

ぶっちゃけ「ヒドイ」です。

ですが、政府がショボい・・・

と言った所で何も始まりませんし、改善は進みません。

 

国が悪い

政治家が悪い

ウィルスが悪い

景気が悪い

 

まずこういう発想から抜け出し、

思考が停止している状態をまず抜け出すことが大事です。

 

現状はすべて自分の責任

 

今、苦しい状況なのは自分の責任と捉えること。

そして乗り越えるのも自分の責任と捉えること。

 

こういう考え方が大事だと私は思います。

 

「不況」を想定し、現預金の確保をしていなかった自分に責任がある

 

毎年、利益を積み上げて、会社に資金を残す経営をしてこなかった自分に責任がある

 

従業員をもっと経営に巻き込んで経営してこなかった自分に責任がある

 

こんな感じですね。

 

「いつかお店をやりたい」

 

パティシエの皆さんはこの感覚を今のうちから理解しておくと良いです。

経営者は自責思考が絶対に必要です。

 

「コロナのせいで倒産した。コロナが悪い。」

 

とは経営者は言ってはいけません。

未曾有の不況が来ても倒産しない会社を作るのが経営者の仕事ですから。

 

 

 

皆で協力してこの状況を乗り切るには?

これは特にパティシエの皆さんにお願いです。

 

オーナーが困っていたら協力して上げてください。

 

国の助成金について調べて教えて上げる

融資制度について調べて教えて上げる

 

生産性を高めるにはどういう仕事の仕方をしていくか?考える。

自分ができることをとにかくやる

 

「ヤバいな。どうしよう?」

 

表面には出しませんがこう思っているオーナーは多いと思います。

私もぶっちゃけそうです😊

 

「ヤバい。。う~ん。どうしようかな。う~ん。。」

 

助成金や融資についてはオーナーも調べていると思います。

思いますが、結構大変なんですよ。

 

国の役人が作る資料って本当に小頭が良い人達が作るので、

本当に読みにくいですし、わかりにくいものばかりです。

 

もう読んでるだけで頭が痛くなります。

 

提出資料も多いですし、時間と労力が本当にかかります。

 

 【1人1人がお店の経営者になる】

 

この意識と行動が大切です。

 

1人1人が努力をし、

この難局を乗り越えていきましょう!

 

踏ん張り時です!

ではまた!

 

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