こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
「大学からのパティシエって遅いかな?」
「多くの人は、高校出て専門学校行ってから19~20歳くらいで働き始めるから、大学からでは遅いと思うけど大丈夫かな?」
・『大学からパティシエ』は遅くない。
・大学へ行くメリット
・26歳からパティシエになった女性もいますよ
・大学からパティシエを目指す時の不安な点
『大学からパティシエ』は遅くない
結論、『全く遅くありません!』
大丈夫!
もうホント、以上なのですが、全く遅くないです。
もっと言うと、きちんと大学生活を楽しんで、
卒業してから専門学校に行っても遅くないです。
大学へ行くメリット
むしろ、私個人としては、
「大学に行く方が良い」とすら思っています。
メリットをあげてみましょう。
①大学生活は楽しい!
まず、単純に「楽しい!」ですよね。
大学生活というものは。
私も大学に行っていますが、楽しかったですし、
良い人生経験ができたなと思うことが多くありました。
・アルバイトをして、社会経験をする
・高校では学べないことを大学で学べる
・全国から人が集まるので、色々な人とのコミュニケーションを学べる
・恋愛など単純に楽しい
高校を出て、専門学校に行って、それから
すぐ就職というのもよいですが、やはり大学にいき、
高校の時より少し広い世界を体験してからパティシエの道に
行くのも「アリ」だと私は思います。
②選択肢が広がる
大学を出ることで、選択肢が広がります。
・在学中にやりたい事が見つかった時に、やりたい事がやれる企業に就職できるチャンスがある
・製菓業界でも、上場企業があり、そこに就職も可能
・パティシエが向いていない時「やっぱり別の業界に行きたい」など選択肢を持つことが出来る。
・一般企業や上場企業への就職も可能
(高卒では狭き門にどうしてもなる)
パティシエは、専門職です。
専門職であるが故に、専門職だけの経験しかない場合は、
その後の人生の選択肢が狭くなります。
狭く、「深く」専門職を取り組むことが出来ればよいのですが、専門職というのは、パティシエに限らず、向き不向きがあります。
大学に行くことで、広く選択肢を持ち、自分の可能性を最初からせまくせずに色々な経験をしたうえで、その後の人生の選択を考えても遅くはないと私は思います。
26歳からパティシエになった女性もいますよ
大学を出て、普通に事務員として就職をして、
それから、パティシエを目指した女性もいます。
私が経営するお店のシェフです。
詳しくは、HPで紹介しています。
宜しければご覧ください。
26歳からでも大丈夫です!
大学からパティシエを目指す際の不安な点
とはいえ、不安な点が無きにしもあらずです。
①年下に習うことになる可能性がある
これは、あるかもです。
シェフもそういうことがあったそうです。
②理不尽な経験をする可能性がある
これも、可能性としてはあります。
言葉使いなど、きちんと教育されていないパティシエは多い為、年上の人間への敬意を払った対応がされない場合があります。
シェフもそういうことがあったそうです。
この辺は、ある程度の覚悟は必要かもしれません。
まとめ
大学からパティシエを目指すのは全く遅くない。
ただ、ある程度「職人の世界の洗礼」は覚悟しておくこと。