こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
ホワイトデー期間の真っ只中ですね。
コロナウィルスの影響もあるかもしれません。
今回は多くのパティシエの方が陥っている事についてです。
こんな方いませんか？
「販売の仕事？」
「え～っ、製造をやりたい」
「販売なんてやりたくない。」
「私パティシエなのに・・」
こういう方は、今すぐ考え方を改めて下さい！
販売の仕事から学べる事は非常に多くある
パティシエにとって必須の能力を習得できる
こういう認識ってありますか？
ホントかなり多くのパティシエは勘違いしています。
ということで解説をしていきます。
パティシエは販売の仕事から多くを学ぶべき
パティシエはお菓子職人です。
ですが職場によっては「まず販売から」みたいな事って
結構ありますよね？
「販売？イヤだな・・」
と思っている方は認識を改めて下さい。
なぜか？
理由を次で解説します。
販売は仕事の基礎が詰まっているから
社会人に必要な基礎的な知識、仕事の仕方が詰まっている
パティシエは「職人」です。
職人であるがゆえに、ごく一部の事しか学びません。
ごく一部とは「お菓子作り」ですね。
この事がどんな事態を招くことになるか？
想像付きますか？
次で解説します。
基礎を学ばないパティシエの事例
販売という仕事を軽視するパティシエは本当に多いです。
「基礎」を学ばないパティシエはどうなるか？
いくつか例をあげます。
電話応対すらまともにできないパティシエ・・
これ多いです。。
以前こんな記事を書いています。
言葉使いがメチャクチャ
尊敬語、謙譲語、丁寧語がわからない
熨斗などの知識ゼロ
お客様を怒らせる
コミュニケーション能力が低い
結構あります。
私のお店でもそうです。
こんな状態で30歳になったら？？
控えめに言っても、
ヤバ過ぎます。。。
恥ずかしすぎます。。
職人以外とコミュニケーションを取れないパティシエ
販売をすると色々なお客様を対応する事になります。
・若い人から年配の方まで
・男性・女性
・サラリーマン
・企業の秘書の方
・大企業のサラリーマン
・中小企業のサラリーマン
・経営者
人は様々な価値観を持っている。
人それぞれに合ったコミュニケーションを取ること。
お客様の目線に立った接客・サービスを心がける
言葉にするとカンタンです。
しかし、これができず、お客様を怒らせてしまう
パティシエは多いです。
例えば、大企業の秘書の方などは本当に気を使います。
役員の方の秘書をしている為、ものすごく仕事が
できる優秀な方が多いです。
ですので
・言葉使い
・礼節
・社会一般の常識
・仕事の的確さ
などがお客様である秘書の方の基準をクリア
していないと確実に以降の注文がなくなります。
そりゃそうです。
大企業の役員の方の手土産などでご利用頂く為、
ミスは絶対に！2,000%許されないわけです。
ですから
「信用のおけるお店」にしか注文をしない。
私のお店でも以前こんな事がありました。
パティシエが電話に出て対応をして
きちんと対応ができませんでした。
すると、それ以降は
私に名指しで連絡を頂くようになりました。
これ本当です。
最近は販売を長くやってくれている社員がいて
彼女がしっかりと対応してくれるようになり、
上手くやってくれています。
まとめ
パティシエは販売を軽視してはいけない
販売からは社会人としての基礎を学べる
電話応対から学べることは非常に多い
→積極的にやるべき
お客様の目線に立つことはお菓子作りでも同じ
→販売・接客でお客様の目線に立つ対応を学ぶべき
「販売イヤだな～」
そう思っている人は今すぐ認識を改めて下さい。
「イヤイヤやっているな・・・」
というのは見ている方（オーナー）もわかります。
そういう人に仕事を更に任せたいと思うでしょうか？
思い当たる方は今すぐ改善を！
それでは！
