こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
「昨日と今日でオーナーの言ってることが違う。」
「どっちが本当なの?」
「どんな感じで理解して行動すればいいの?」
こんな方、結構いるのではないでしょうか?
ぶっちゃけ、かなり迷惑ですよね^^;
こういう時にどのように理解して行動すると良いか?
明日から困らないようにするためにどうするか?
解説していきます。
私自身、オーナーの気持ちは良くわかりますので😊
では内容をみていきましょう!
1.オーナーの言うことが昨日と今日で違う時は「今日言われたこと」を実行する
結論からいきます。
「今日出された一番新しい指示をやれば良い」
「昨日と違いますけど・・」と言うと逆効果
黙って、
「はい。わかりました😊」でやること
これが最も良い対応です。
まぁ、ぶっちゃけかなり迷惑(T_T)ですよね。
なぜこの対応がベストか?
次で解説しますね。
2.朝令暮改は経営者・オーナーの行動としては正しい
朝令暮改という言葉があります。
命令や政令などが頻繁に変更されて、
一定しないこと。朝出した命令が夕方にはもう改められるという意から。
経営者、特に創業者の方の多くは強烈な個性やバイタリティを持っている方が多いです。
また野性的な「勘」がするどく危険を察知して、その危険を回避する能力にも優れていたりします。
今は変化が激しい時代です。
常に経営者は「答えは何か?」を自問自答しています。
朝令暮改で指示を急展開することは、変化の激しい今の時代の経営者の行動としては正しい。
それが「勘」や「思いつき」であったとしてもです。
最終的な結果に対する責任を経営者が負っているからです。
もし指示内容を変更して間違っていたとしても、すぐに判断を変更し、正しい方向に舵を切ることができる経営者という見方もできます。
だからパティシエの皆さんはその指示内容を信じ、
最新の指示を実行に移すことが正しい行動となります。
3.事例「昨日はやるなっ!」って言われてたのに・・
オーナーからこんな指示が飛んだ時はどうすればいいでしょう?
昨日「Aの商品、店頭に出しておいて」
翌日「なんでA出しているの?Bにして!」
「え~~、昨日はAって言ったのに・・」
・・・
というのはこらえて・・・
「すみません。すぐにBを出します。」
これが正しいです。
そして、疑問点がある場合に、後で質問したらいいです。
「なぜ今日Bを出すということにしたのでしょうか?」
単なる「勘」「思いつき」かもしれません。
正当な理由があるかもしれません。
いずれにせよオーナーの判断です。
良い結果、悪い結果。
どちらになってもオーナーがすべて責任をとります。
オーナーが判断を間違い続けると・・・・
倒産します。
その責任もオーナーがとります。
4.補足:本来はオーナーが指示の背景・理由を説明する必要がある
とはいえそんなにコロコロ指示が変わるとキツイですよね。
だから本来はオーナーがどのような意図で指示を変えてるか?を説明する必要があります。
そうしないと従業員としては気持ち的に納得いかないですよね。
でも恐らく多くのオーナーはこんな面倒な説明などしません。
オーナーにとっては朝令暮改は当たり前で正しいからです。
だからこのブログを見たあなたはラッキーです。
「まっ、そういうものなんだな。」
と理解をできればノーストレスでやっていけるはずです。
5.まとめ
昨日と今日の指示内容が違う。
そんな時は、
「今日の指示をひたすら実行」
※朝令暮改が経営者の行動としては正しい
パティシエの方からすると「う~~ん。。」となってしまう所もあったと思います。
でも、経営者の感覚ってちょっと変わっていることが多いんです。
「そういうものか」
と受け止めてみて下さい。
そうするとストレス値がグーンと減ります。
それでは!