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新型肺炎コロナウィルス!街の洋菓子店はどんな対策をするべきか?

新型肺炎コロナウィルス!街の洋菓子店はどんな対策をするべきか?

こんにちは、伊東です。

新型肺炎、ヤバいですよね。

 

何がヤバいって?

 

「雰囲気で消費が落ち込むこと」です。

 

私達のような小さな街の洋菓子店はどうすれば良いでしょうか?

 

私なりの考えではありますが、解説したいと思います。

 

本記事の内容

1.新型肺炎・コロナウィルスは本当に危険なのか?

2.一番怖いのは「消費マインドが落ち込むこと」

3.小さな洋菓子店の新型肺炎の対策とは?

3-1.現金を確保する

3-2.固定費・無駄な経費はとにかく削減しておく

3-3.より一層お客様の満足を考える

4.普段から経営者が危機管理をしていれば良い

5.まとめ

 

では内容をみていきましょう。

 

1.新型肺炎・コロナウィルスは本当に危険なのか?

いつも報道を見て思うことがあります。

 

「本当にマスコミっていうのは偏った報道をする。」

 

「新型肺炎」「コロナウィルス」

「また感染!」

「死亡者が出ました!」

 

メチャメチャ視聴者を不安にさせ煽る報道ばっかりですよね。

『現実』を客観的に報道する事も大事だと思うんです。

 

CNNがこんな報道をしています。

引用しますね。

 

香港(CNN) 中国疾病対策センター(CCDC)が新型コロナウイルス「COVID―19」による感染症の患者7万2000人余りを対象に実施した大規模な調査で、重症急性呼吸器症候群(SARS)や中東呼吸器症候群(MERS)のウイルスに比べて感染力は強いが、致死率は低いとの結果が報告された。

2020年2月19日CNN

 

この下にも記事が続くのですが要約します。

 

・致死率は単純計算で2.3%だが最終的な計算では1%以下に落ち着く可能性

※SARS9.6%、MARS35%

 

・致死率・重症化の率が高いのは80代以上(特に男性)

※80代だけで見ると致死率14.8%

 

・医療従事者の感染リスクが高い。

3000人の患者が報告される。致死率は0.3%。

 

中国のCCDCが発表したデータでも同様の内容です。

44,672人の患者のデータをWHOに提出していますがその内容を抜粋します。

 

・亡くなっているのは高齢男性が中心

 

・80代以上の致死率14.8%

しかし、30代までの致死率は0.2%

 

・40代まではそもそも症状は出ない方が圧倒的に多い

致死率は40代で0.4%

 

感染力が高く注意しないといけないのは事実ですが、マスコミ報道が不安を煽りすぎているのがわかると思います。

 

「がん」になる方がよっぽど怖いです。

国立がん研究センターの2019年8月の発表によると5年生存率は58.6%だそうです。

(亡くなる方は、41.4%です。)

 

2.一番怖いのは「消費マインドが落ち込むこと」

これが一番、私達にとっては怖いことです。

 

雰囲気で消費が落ち込むこと

 

今まさに現実になってきていますよね。

 

「人が沢山いる所には行かないようにしよう」

 

「電車には余り乗りたくないな・・」

 

「外に出かけるのを控えよう」

 

こんな雰囲気になってますよね。

 

観光地、ホテル、飲食店、地域によっては壊滅的な打撃が出てきています。

 

私達のような洋菓子店なんかも影響を既に受けている所も多いと思います。

地域によっては本当に危機的かもしれません。

 

3.小さな洋菓子店の新型肺炎の対策とは?

では、私達のような小さな街の洋菓子店はどんな対策をすれば良いでしょうか?

いくつかあると思います。

 

優先順位が高い順から上げていきますね。

 

3-1.現金を確保する

来店客数が0になったとしても6ヶ月間位は倒産する事はないという現預金を確保すること。

 

これが1番、大切です。

 

「新型肺炎で来客が落ちたせいで倒産した」

 

「災害があったせいで倒産した」

 

「台風など天気が悪いせいで倒産した」

 

こんな事を言うような経営者はすみませんが「無能」です。

 

どんな状況でも存続・発展させていくのは経営者の仕事です。

 

ちょうど昨日、銀行の担当者から電話がありました。

 

「新型肺炎などの影響で売上減の場合、低利融資の制度が出来ています。」

 

1%を切る金利で借りる事ができます。

0.7%とか0.8%位だと思います。

 

まず「現金を確保」。

 

これは経営者にしか出来ません。

倒産してしまってはどうしようもありません。

 

3-2.固定費・無駄な経費はとにかく削減しておく

売上減となっても耐える事ができる財務体質を作るということです。

 

・経費の棚卸しをする

→削減できるものはすべて削減する

 

・従業員の皆と現状、危機感を共有する

→皆の協力と理解は欠かせません。

 

・ロス・機会ロスなどの削減への取り組み

 

・在庫を減らす

→商品の種類を絞り、在庫の回転率を上げる

→資金繰りを良くする手立てです。

 

品質を落として仕入れ原価を安くするなどはダメです。

お客様にとってマイナスな事はダメです。

 

3-1.3-2.は「倒産させない」対策です。

その上で、お客様の満足を考えます。

 

3-3.より一層お客様の満足を考える

より良い商品・サービスを提供する

 

このあたり前のことをより徹底するという事です。

 

「ケーキの飾り付け、雑になってないかな?」

 

「できたてを提供できてるかな?」

 

「もっと美味しくできないかな?」

 

「もっとスムーズにお買い物を頂けないかな?」

 

「笑顔でおかえり頂くにはどうしたらいいかな?」

 

「もっとお客様に便利な買い方ないかな?」

 

「オンラインショップをもっと便利にできないかな?」

 

こういう事を、より徹底するという事だと私は思います。

 

新型肺炎に対して私達ができることは特にありません。

どうしようもありません。

 

でも「もっと美味しいお菓子を作る」ことはやろうと思えばできるはずです。

 

「もっときれいに丁寧にケーキの飾りをする」

 

できるはずです。

 

4.普段から経営者が危機管理をしていれば良い

問題が起きてから対策を考えるようでは遅い

 

普段から危機管理を経営者がする

 

これに尽きるのかなと思います。

「一発逆転」みたいな魔法の一手はありません。

 

新型肺炎が起きたとしても普段からの危機管理の徹底で何とかなります。

 

5.まとめ

・6ヶ月間の「現金」を確保する

→低利融資制度がある

 

・固定費を下げ、損益分岐点を下げる

 

・お客様により良い商品・サービスを提供

→「徹底」して普段から取り組む

 

新型肺炎は今後更に私達のような街の洋菓子店に影響は出てくると思います。

 

しかし、自分の影響を与える事ができる範囲外のことです。

そんな事は考える必要がないと私は思います。

 

「できる事、やるべき事をとにかく考えて実行する」

 

今後もそうしていこうと思います。

 

それでは!!

 

 

 

 

 

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