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パティシエとしての技術・キャリア・経営・心構え

パティシエの労働条件についての考え方

パティシエの労働条件についての考え方

 

こんにちは、伊東です。

今回は、『パティシエの労働条件についての考え方』について
私の考えをお伝えしていこうと思います。

世の中一般に言われている考え方とは違う視点だと思いますので
参考にして頂けると嬉しいです。

 

パティシエは労働条件悪い??

 パティシエは労働時間は長いし、給料は安いし、
社会保険すら出ない所もあるし・・
(特に、個人店は・・・)

と余り良くないイメージを持っている方や、

「もうしょうがない」

と半ば、諦めムードの方もいると思います。

そうですよね。本当に大変だと思います。

 

こうなってしまっている原因は、大きく2点
あると私は考えます。

原因①オーナー・経営者の問題

多くのお店では、シェフパティシエ=オーナー
というお店が多いですよね。

オーナーも「職人」です。

だから、労働条件をどう良くしていくか?

という所に中々、意識を向けて時間を割いて
努力していくという事になりにくいのが現状だと
思います。

ただでさえ、オーナーシェフは様々な業務があり、
とても忙しいです。
労働条件などにまで意識を向ける余裕がオーナー自身に
無いという事が原因の1点目だと考えます。

 

原因②パティシエ自身の努力

「いやいやいや、朝から晩まで頑張ってるし!」

と、言われてしまいそうですが、、

長時間、毎日努力している方は素晴らしいです。

 

ただ、、以下の事、考えてみた事ありますか?

 

「自分が働く事で、お店の売上はいくら上がり、
        お店の利益はどの程度出せているのか?」

 

例えば、月給20万円のパティシエ1人を雇い、
社会保険料を支払い、会社にも一定の利益を出し、
ていくには、1000万円位の年商は必要でしょう。

1000万円を、月で割ると大体80万円くらいです。

24営業日だとすると、日商34000円位。

ケーキ1個500円だとすると、1日何個売れないといけないでしょうか?

68個

これ位の商品をあなた自身が一から仕込みをし、商品に
 仕上げて、かつ「売れて」、「お客様から支持を頂く」
    状態になって初めて、「堂々と20万円を受け取る」という
 事が出来るようになります。

「パティシエの努力」とは、上記で言う、
「毎日68個分のケーキをあなたが創り、販売して
売上を得る努力」

という事です。

とっても初歩的なお話ですが、意外とパティシエの方は
こういう話を聞いた事が無い方が多いようなので
お伝えしてみました。

 

じゃぁ、どうしたらいいの?

では、これを踏まえて、何をどのように努力していけば
良いでしょうか?

色々とありますが、2つお伝えしたいと思います。

処方箋①対オーナー

オーナーに以下の質問をしてみて下さい。

「パティシエって労働条件悪いってよく言われますけど、
        〇〇〇(あなたのお店名)では、良くしていく為の  
       取り組みって何かやっているのでしょうか?」

これで、あなたのお店のオーナーがどの程度、真面目に
労働条件改善を考えているかわかると思います。

その考えにどうしても賛同できなければ、働くお店を変える
しかないですね。

最近は、労働条件改善を真面目に考えるお店多くなって
きているようです。
(ちなみに、私もそうです。)

 

処方箋②あなた自身の努力

 『まず、あなた自身がお店にとって、
     不可欠な存在になる事に注力すること』

これに尽きます。

あなたがいる事で、お店の売上が大きく
上がり、お客様から支持を得る事が出来る
状態をいかに早く創り出すか?

ここにとにかく1点集中し、努力を続けて
みましょう。

それでも何も改善が見られない場合は、
オーナーとの相性や、考えの相違があるという
事です。

その時点では、もうあなたはとっても価値の高い
人材になっているはずです。

選択肢はいくらでもあります。

あなたを必要としているお店、働く環境は
いくらでもあると思います。

 

まとめ

パティシエ業界は、働く場所、お店、オーナーに
よって、考え方や環境が全く異なります。
もう本当に「別世界」な位、変わります。

だから、あなた自身が努力するという事だけでは
解決できない場合も多くあると思います。

対オーナー

対自分

という2つの軸から、何事も考える必要が出てくる業界です。

是非、あなた自身の労働条件改善の為に、参考にして
みて下さい。

 

 

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