こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
今、4月中旬です。
これから5月、6月、、、と「夏場」になっていきます。
「夏ってケーキが売れないって聞くけど、どうしたらいいの?」
「コロナ・ウィルスの影響もあるし本当に今年の夏はヤバい!」
私についてカンタンに。
・洋菓子店を経営して11年
(※10年続けるのは11.6%)
・国内2万2000店のうち食べログTOP100の評価
ではいきましょう!
「夏はケーキ屋は売れない」はウソ!
そんな思い込みは捨てましょう!
という解説をします。
では内容を見ていきましょう!
1.夏にケーキが売れないというのはウソ
2009年、創業1年目の夏。。。
夏にケーキが売れないのはウソ!
とか言っておきながら見事に私のお店
夏にケーキがまったく売れない・・😆
本当にびっくりする位に売れませんでした。
当時はぶっちゃけこう思っていました。
「いや~やっぱり夏はケーキ売れないよな~」
「しょうがないよな~」
「他の店もどうせ売れていないんでしょ?」
でも今となってはこういえます。
夏でもケーキは売れる
夏ってどんなことをケーキ屋さんはやりますか?
ちょっと考えてみましょう。
2.ゼリー?そんなのはダメ!
夏になると良くケーキ屋さんで見ること。
・ゼリー
・ジェラート
・ソフトクリーム
いやいやいや、必要ないです。
特に「ゼリーを仕入れて販売」はダメです。
とはいえ、実は私もやったことあります😁
ゼリーやりましたよ。1回。
でも1回やってもう辞めました。
売れるには売れました。
でも辞めました。
ゼリーなんかやっちゃダメです!
私も1回やって失敗しました。
売れるには売れました。
でも明らかに失敗でした。
私自身、気づきを得て自分の行動を見直すきっかけがあります。
夏にケーキが売れないというのはウソ!
その理由を以下で解説します。
3.8年前の東京での経験でコレを学んだ
創業3年目くらいだったと思います。
相変わらず、、夏にケーキは売れていませんでした。
「いや~やっぱり夏はケーキ売れないね」
「ちょっと東京のお店に行って様子を見にいこう」
そういうことで東京にいきました。
確か、7月の夏真っ盛りの時です。
自分の価値観が変わったことがあります。
当時、皆さんご存知のイデミ・スギノさんに行きました。
日本を代表する名店です。
「やっぱり夏だから杉野さんといえどもヒマなんだろうな~」
なんて思っていたんです。
が、、、
灼熱の真夏の最中、お客様が次々に来店し、
ケーキが売れまくってるじゃないですか!
もうこの時の衝撃ったらないですよ。
「夏にケーキが売れないなんて言い訳はもうできないね。」
もう認めざるを得ない状況でした。
当然、ゼリーなんてやっていません。
ジェラートもやっていません。
結構な金額のケーキが飛ぶように売れていきます。
いや~、ホント衝撃でした。。
メチャクチャ勉強になりました。
4.事例紹介:私のお店の場合
そして私自身、それまでの考え方を改めました。
「なんで自分のお店は夏にケーキが売れないのか?」
「どうしたら売れるのか?」
「何が足りないのか?」
夏はケーキが売れないのは自分に問題がある
そう考えて考えて・・・
いくつか対策を講じました。
・ケーキのレシピの見直し
→同じ商品で更にクオリティを上げる
・設備投資
→イデミ・スギノさんはコマ・ジャパンの急速冷凍庫を導入しています。
→設備を入れることで商品の品質を高める。
→ここに700万投資
・HPのリニューアル
→ブランディングを目的とした情報発信
ケーキの品質を高める
オリジナリティを更に追求する
品質を高めるための設備投資
ブランディングの為の情報発信
継続して取り組んだ結果。
今はお陰様で夏でもケーキが売れます。
ショコラのムースなど冬場と夏場では同じ商品でも仕上がりを変えています。
夏場は軽く、冬場な濃厚にです。
5.まとめ
お客様が街のケーキ屋に何を求めているか?
自分のお店に何を求めているか?
ここを突き詰めるということです。
私のお店の場合はこうです。
・「ここにしかない」オリジナリティ
・商品のクオリティをより高める
お客様が求めていることを
100%叶えるためのあらゆる改善を行った。
そういうことです。
夏でもケーキは売れます。
参考になると嬉しく思います。
※私も実践済み😊
経営戦略については以下で解説しています。
それでは!