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パティシエとしての技術・キャリア・経営・心構え

ケーキ屋開業して1カ月で潰れそうになった件

ケーキ屋開業して1カ月で潰れそうになった件

こんにちは、伊東です。

 

今回は、今だから話せる「実話」です。

 

将来、独立を目指しているパティシエ、近く独立予定の方などには特に参考に(というか反面教師に・・)して頂けると思いますので、お付き合いください。

 

現状を説明

簡単に現状をご紹介します。
ケーキ屋さんを開業し、10年と8カ月たちました。

 

10年で、個人事業主で11.6%、法人で35.9%しか
残らないといわれている中で、10年存続する事が
出来ました。

 

私含め、11名で運営をしています。

 

2009年1月に街の小さなケーキ屋開業

ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋外観写真 洋菓子店

 

こんな感じのお店です。

来年の1月で11年。法人で運営していますので、
8月で11期の決算を迎える事が出来ています。

 

開業したは良いものの、忙しさを理由にサボった事

開業時は、本当に何から何まで手探りで、

 

とにかく、「忙しい」です。

 

でも「忙しい」を理由に、サボって良い事と悪い事があります。

 

開業時だからこそ

良く見ないといけない事。

 

 

【資金繰り】

 

何だ、当たり前じゃない?と思われるかもしれませんが、
開業時は、本当に忙しいです。

 

お金の流れ・資金繰りって何するの?

どういう事をするか?ですが、具体例をあげると以下です。

 

  • 仕入れ金額の入力
  • 少なくとも3カ月程度先までの資金繰り表作成
  • 仕入れ金額が適正かどうか確認をする
  • 過剰仕入れになっていないか確認
  • 在庫金額を把握する
  • 現金出納帳をつける
  • 試算表上の現金と、実際の現金差異を確認
  • レジ現金の確認

 

など等。これらに加えて、お菓子の製造、販売などの
店舗の運営もしなくてはいけません。

 

店舗運営をしながらも、先々の資金繰りの予測を立てて、
現状の資金状況を把握し、今後の現金の増減を考えて、
問題があれば対策を打つ

 

という事です。

 

言葉だと一見「出来そう」と思うかもしれませんが、
現実、これが中々大変でした。

 

資金繰りサボった結果

銀行通帳

2009年1月10日開業をし、1月末の現金残が、なんと!

 

10万円

 

もう潰れる寸前ですよ。ホント。

月末になり、必要な支払いを進めていくと、

 

「あれっ??現金ヤバクない?」

 

どんどん思うようになり、、、、

 

何とかギリギリ支払い出来ましたが、、

 

残10万円。。。

 

ヤバイ。。。潰れる。。。

 

会社を運営していて、通帳に10万円しかない
という事は、個人の財布ならどんな感じでしょうね。

 

「財布に、1円玉1枚しかない」

 

と同じくらいの感覚だと思います。

 

いや~、笑えません。。

 

資金繰りの対策が何とか間に合った

いや~、ほんと当時は笑えませんでした。

 

何とか、「一応念のため」と思って、開業する前月から
銀行に融資の打診をしていた為、その融資が2月に出る事と
なり、資金繰り問題は事なきを得ました。

 

これもし、手を打っていなかったらと思うとゾッとしますね。

 

開業時だからこそ、「資金繰り」を!

という事で、開業時の忙しい時だからこそ、資金繰りを
しっかりと考えましょう。

 

また、予測は、とにかく「悲観的に」
考えることが大切。

 

上記で、「一応念の為に」融資を打診 していたとありますが、

 

「事業計画を遥かに下回る売上になった場合どうするか?」

「想定を超える支払いがあったらどうするか?」

 

などなど、

 

「悲観的に考えること」

「悲観的な事が現実になったとしても対策が打てている状態」

 

を考えて、実行しておく事が大切と思います。

 

まとめ

 

■開業時だからこそ【資金繰り】をサボらない

 

■事業計画を悲観的に予測すること

 

■悲観的な予測が現実になったとしても大丈夫なように
対策を考え、実行しておくこと

 

当たり前ですが、物凄く大事なことと思います。
でもこれ、誰も教えてくれないんですよね。

 

当時はホント、ヒヤヒヤするとかいうレベルではなく、

一人胃が痛くなっていました。

 

私と同じ轍を踏むことが無いよう、参考にしてみて
下さい。

 

それでは。

 

 

 

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