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パティシエとしての技術・キャリア・経営・心構え

街の洋菓子店・ケーキ屋の開業費用を細かく解説!!

街の洋菓子店・ケーキ屋の開業費用を細かく解説!!

こんにちは、伊東です。

 

将来独立を目指しているパティシエの方で

こんな方いませんか?

 

「将来、お店を持ちたいと思っているけど、いったい何にどれくらいのお金が必要になるのだろう?」

「1000万円くらい?」

「ある程度の目安というか、そういうのを知っておいて、自分の場合はどの程度のお金が必要か
というを考えておけるといいんだけど・・」

 

そういう方のための記事です。

 

本記事の内容

・開業費用の内訳について
①物件取得費
②内外装費
③設備費用
④備品関連
⑤開業費用
⑥その他・HP製作など
⑦会社設立費用

 

ではみていきましょう。

洋菓子店・ケーキ屋の開業費用の内訳について

どのような内訳があるかみていきましょう。

①物件取得費

ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋外観写真 洋菓子店

物件契約をする際に必要となる費用です。

これが結構大変です。

 

・保証金:家賃10カ月分が目安(※物件により異なります。)

・仲介手数料:家賃1か月分

 

例えば、家賃20万円の物件だと、220万円位がお店を始める前に
必要になるということです。

 

②内外装費

洋菓子店の内装写真

これも意外とかかります。

 

坪単価30万~50万円前後

 

物件によって、全く異なる部分です。
例えば、20坪の物件だと、600万円~1000万円前後とかなり幅が広いです。
スケルトンか、居抜きかでも全然違います。

 

③設備費用

ケーキ屋のミキサーの写真

 

オーブンをはじめとする、様々な設備関係です。

大体のお店で必要と思われる設備例を挙げてみます。

 

・オーブン 新品だと300~500万円位

・冷蔵ショーケース 100万~200万円位

・冷凍・冷蔵庫

・ショックフリーザー 国産の小型のもので40万~

・製氷機(25kg位までの小さめの容量で最初は足ります。)15万円前後

・大型のミキサー 50万円前後
・キッチンエイドなどの小型ミキサー:最初はキッチンエイドでよいと思います。7万円前後

・シンク (食洗器は可能であれば)

・ガスコンロ 6万円前後

・作業台

・マーブル台

・ドゥーシーター(生地を平にする機械)高価ですがあると便利です 100万円位

・コールドテーブル ~20万円

・厨房機器設置料金(当然ですが、設置するだけで費用かかります。)20万円位

・ロボクープ(粉砕したりペーストを作るためのもの)~15万
(ブリクサー等もよいですが、ロボクープの2~3倍の価格ですので、
最初は無くてもよいと思います。)

 

ここは本当に選定機材や、新品、中古の違いで大分価格が変わる所です。

 

④備品関連

侮れない位、意外と費用かかります。
製菓用備品は本当に高価です。

 

・ラベルプリンター(シールをプリントする機械です)10万円以上は確実にする意外と侮れない出費です

・シーラー (クッキーの袋などを空気が入らないように熱で圧着させる機械です)
※新品で20万、中古で10万くらい

・ラベルシール代

・ボウル・ナイフ・ゴムベラなどの厨房備品関連

 

⑤開業費用

開業費用は、繰り延べ資産で処理をし、5年などで償却をしていきます。

 

※開業費とは

開業費は、会社設立後(設立登記手続終了後)から営業を開始するまでの期間に支払った諸費用です。

開業費には「会計上の開業費」と「税務上の開業費」の2種類があります。

会計上の開業費の定義は広い意味での開業費ですが、税務上の開業費の定義は会社設立後から営業開始までに特有の支出です。

 

・印刷代・デザイン代

・電話機・コピー機

・通信費

・名刺

・交通費・旅費・宿泊費

・チラシ・パンフレット

などなど、10万円以下のものです。

 

⑥その他

 

・レジスター Airレジなど0円導入でも、周辺機器で10万前後かかります

・FAX付電話機 ~2万円

・電話設置・工事費 8000円位

・HP製作費用 私は20万円以上しましたが、今は自分で0円でもできなくはないです。

・営業許可費用 14000円

・ケーキトレー 私の場合は、トレー10個位作って3万円位でした。

・ショップカード 4万円位

・事務用品・領収証・リボン・シール・ラミネーターなど

・制服・コックコート・エプロン・帽子など

・オリジナルのケーキピック(1種類頼むだけで、5万円位かかります。)意外と高いです。。

・求人費用 ~4万円位

 

「あれも足りない。これも足りない。」となりがちな項目で、予想外の出費に
なる場合もあります。

 

ここは、事前によく検討して、正確に金額を出しておき、資金繰りをしておくことが
大事です。

 

⑦開業前家賃・仕入れ・包装資材費用にも注意!

 

・開業前家賃

・翌月家賃(開業月にはもう来月の家賃の支払いが・・)

・水光熱費

・包装資材(ここが意外に出費がかかります。)

・開業前仕入れ

 

開業をし、売上が上がる前、もしくは上がってすぐ位にもう支払いがやってきます。

 

その為、その点を見越して資金の工面をしておく必要があります。

 

【実体験】伊東の場合

ちなみに私の場合、以下のような流れでした。

・開業前家賃 12月25日支払

・開業 1月10日

・水光熱費 1月20日

・2月分家賃支払 1月25日(開業してから15日でもう支払いが・・)

売上=現金が全然入ってきていないにも関わらず、どんどん支払いが来る
イメージで、現金がみるみる減っていったことに不安を感じたのを覚えています。

 

⑧会社設立費用など

私は、『法人』ではじめたので費用がかかりました。

個人事業主の場合は開業届を出すだけです。

 

・会社設立費用 23万円位

・HPのドメイン取得 1.5万円位

・法人印鑑 1万円位

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。結構、細かい所まで記載すると何となくリアルに
感じて頂けるのではないでしょうか。

 

金額目安については、物件の状態、選定する機器や、仕様によって大きく変わりますので
参考程度に見るようにして下さい。

 

20坪位の一般的な洋菓子店の開業の場合には大体目安となると思います。

 

開業時の計画、準備でその後の事業の成功確率は大きく変わると思います。

 

開業費用を出来るだけ正確に試算し、より現実的な事業計画、資金繰りを
考えることが大事だと思います。

 

参考にして頂けると嬉しく思います。
それでは!

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