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パティシエがフリーランスとして働くメリット・デメリット

パティシエがフリーランスとして働くメリット・デメリット

こんにちは、伊東です。

 

2009年から洋菓子店を経営しています。

国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。

 

今回はパティシエの働き方です。

 

「パティシエでフリーランスで働くってどうなの?」

 

「どんなメリット・デメリットがあるの?」

 

「生活はやっていけるの?」

 

「フリーランスのパティシエ」

 

将来の選択肢の1つだと思います。

 

フリーランスになるメリット・デメリットについて

洋菓子店を11年経営している私のオリジナル目線で

解説したいと思います。

 

 

本記事の内容

1.フリーランスのパティシエとは?

2.パティシエがフリーランスで働くメリットは?

3.パティシエがフリーランスで働くデメリットは?

4.年収のイメージはどの程度?

5.まとめ

 

では内容をみていきましょう。

 

1.フリーランスのパティシエとは?

フリーランスのパティシエとは何をやる人でしょう。

ざっくり上げるとこんなカンジです。

 

・専門学校などの講師

・お菓子教室

 

・企業などのレシピ開発

 

・企業のコンサルティング

 

・講習会など

 

大体はイメージ付くのではないでしょうか。

 

ではどんなメリット・デメリットがあるでしょうか?

 

2.パティシエがフリーランスで働くメリットは?

私が考えるメリットは大きく2つあります。

 

・自分に合った働き方ができること

→自分で仕事、時間をコントロールできる

 

・年収に限界が無い。

自分しだいで大きく伸びる。

 

お店で働くパティシエのように朝から晩まで拘束されるという事はありません。

 

よくも悪くも「自由」です。

 

講師、お菓子教室など決まった時間にやりますが、

基本的に自分のスケジュールを踏まえていつやるか?

を決めていける自由さがあります。

 

また個人で動く為、努力次第では大きく年収を伸ばす事も可能です。

 

「自由で年収UPも努力しだいかぁ~」

 

「なんか楽しそうだしいいなぁ~」

 

そう思った方はちょっとお待ちを!

 

デメリットを踏まえて考えましょう。

 

3.パティシエがフリーランスで働くデメリットは?

もう1つしかありません。

なんでしょうか?

 

成功するかどうかはあなた次第

 

100%良くも悪くもあなたの責任

 

生活すら出来ないかもしれません。

スゴく成功するかもしれません。

 

このリスクを取れる方だけが

フリーランスは向いています。

 

4.年収のイメージはどの程度?

年収1,000万を超える個人事業主は

わずか4.6%です。

100人いたら、4~5人です。

 

国税庁 所得種類別表/事業所得者

 

以前こんな記事を書いています。

フリーランス(個人事業主)も甘くはないというお話です。

個人事業主は年収240万が中央値!!洋菓子店の独立も本当に「甘く」ない件

 

個人事業主の年収は240万円が中央値です。

 

このリスクを取り、チャレンジできるか?

そこが求められます。

 

5.まとめ

【フリーランスパティシエのメリット】

・自分に合った働き方ができる

→時間、仕事を自分で選択できる

 

・努力しだいで年収に上限はない

 

【フリーランスパティシエのデメリット】

・成功も失敗も100%自己責任

・それなりの努力が必要

 

私の個人的な意見としては向き不向きがあるかなと思います。

 

・マーケティング

・ブランディング

・人間力

 

お菓子作り以外にこの辺も必要です。

「お菓子作りさえ出来たら何とかなるだろ!」

みたいな浅はかな状態では辞めておいた方が良いです。

 

ということで以上です。

それでは!

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