こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店です。
2020年6月の現在。
コロナ渦の影響で就職活動が思うように進まない。
そんな学生の方、多いようですね。
「先生の言う通り、個人店だろうとホテルだろうと色々とある。」
「自分の中では休みや福利厚生が優先度が高い。」
「でも、正直な所、人間関係が悪くなければ働く所はどこでもいいかな?」
「色々と考えるとわからなくなってくる。」
「初めてのお店選びはどうしたらいいのかな?」
こんな疑問にお答えします。
では内容を見ていきましょう。
1.パティシエ が福利厚生が優先なら「大手企業」一択
休み
福利厚生
これが最優先の場合は一択です。
・大手企業
しかも、
・上場企業
コレです。
「ホテルだから福利厚生や環境が良さそう」
これはある意味幻想です。
安易すぎます。
イメージだけで考えない事です。
過去にこんな記事を書いています。
なんでこの「一択」か?
次で解説します。
2.福利厚生を目的にするような職種ではない
職種として福利厚生の優先度が高いという時点で違うと個人的には思います。
パティシエ って「お菓子職人」です。
「職人の世界」です。
ぶっちゃけ、
休みや福利厚生に優先度が高いなら他の職種の方が良いです。
とはいえ、
その中でも休みや福利厚生の優先度が高いなら!という事で「大手企業」「上場企業」の一択と解説しました。
ホテルのような大きな会社なだけでもダメです。
ホテルは意外とキツイですよ。
上場企業が良いです。
以下で解説していきます。
3.上場企業ってこんなカンジ
上場企業は法令遵守(コンプライアンスといいます。)が重視されている所が多いです。
特に製菓の世界では法令遵守ってなに?みたいな世界が多いですよね。
上場企業なので情報開示も必要です。
四半期ごとに決算開示も必要です。
法令遵守も公の会社として求められます。
お菓子の世界だと以下のような会社ですね。
・モロゾフ
・寿スピリッツ(ルタオなど)
このあたりが有名ですね。
お菓子づくり以外にも
・研究開発
・営業
・マーケティング
・販売
など様々な職種があり、自分の適性に合わせてキャリアプランを描いていく事ができます。
働く環境
福利厚生
将来を見通せるキャリアプラン
上場企業だけあってしっかりとしています。
4.自分の要望を100%叶えてくれる職場は100%存在しない
ただ気をつけることがあります。
「どんな会社に行っても自分の要望を100%叶えてくれる会社はない」
これは忘れてはいけません。
・工場勤務で毎日同じ事に繰り返しでイヤ
・技術力が上がらない
・毎日プリンばかりではなく他のお菓子も作りたい
・機械ではなく手作りしたい
こ~んな事は言うのはNGです。
何かの優先度を高めると、他に優先度を下げる必要がある項目も出てきます。
あなた自身の努力で乗り越える必要があります。
「選択したのは自分」
ですから。
5.まとめ
・福利厚生や休みを最優先なら一択
「大手企業」「上場企業」
・パティシエ は「お菓子職人」
福利厚生が重視されている世界ではない。
・「大手企業」「上場企業」は福利厚生は製菓の世界では優れている
・自分の要望を100%叶える会社はない。
→自分の選択の結果、今がある。
→無いものネダリをしない。
自分の選択に責任を持つこと。
という事で以上です。
参考になると嬉しく思います。
それでは!