こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
パティシエを目指す学生の方、いると思います。
将来はパティシエになりたいけど何を勉強しておけばいいのかな？
こういう方に向けて以前、こんな記事を書いています。
パティシエになるために今できることとは？
ここでは学校生活や勉強など今しかできない事を全力でやればいい。
この事をお伝えしています。
今回は勉強以外にこの２つをやっておけばいいという事について解説します。
これで他のパティシエの方と差をつけて下さい。
では内容をみていきます！
1.パティシエになる為に勉強以外ではこの２つをやると良い
２つあります。
・家事・料理
・自宅でお菓子づくりを習慣化する
２つ目は何となくそうかなと思うかもしれません。
でも１つ目は何で？？と思うかもしれません。
まずこの２つについて少し詳しく解説します。
1-1.家事・料理
あなたの自宅で主にお母さんが主にやっている事だと思います。
こんなことです。
・朝・昼・夜ご飯を作る
・お弁当を作る
・食材の買い物に行く
・掃除・洗濯
パティシエと何の関係があるの？？？？
そう思いますか？
大いに関係があります。
それは次で解説しますね。
1-2.自宅でお菓子づくりを習慣化する
これは何となくわかると思います。
自宅にオーブンは恐らくあるはずです。
なければさすがに買ってもらいましょう。
・クッキーを焼く
・スポンジ生地を作ってみる
・ケーキを作ってみる
→月１回でも、２回でもいいから続けること
お菓子の材料はインターネットでも買えます。
有名どころをいくつかあげておきますね。
富澤商店
ここは百貨店にも実店舗があったりと便利です。
東京に住んでいた頃は、自由が丘のお店によく行ってました。
上記の富澤商店が同じく運営しています。
この2つで実店舗、通販共にある程度足りると思います。
お菓子の作り方は、youtubeや本にのっているもので興味があるものから始めると良いです。
2.なぜ勉強以外でこの２つがパティシエになる為に必要か？
お菓子づくりを習慣化することからまず解説します。
理由は何となくイメージできるのではないでしょうか。
・お菓子づくりの楽しさを知る
→これが一番大事です！
・お菓子づくりの経験値を積む
→やはり「実践」が大事です。
経験値を積む事であなたのお菓子づくりは少しずつレベルアップしてきます。
・努力を「継続すること」を学ぶ
→やってみるとわかりますが続けるのは大変です。
月1回でも2年、3年と続けるのは簡単ではありません。
しかし「仕事」は「継続」が大事です。
高いレベルのお菓子を毎日「作り続けること」が求められます。
努力を継続する習慣はきっとあなたの将来に役立ちます。
次に家事・料理が必要な理由について解説します。
一言でいうと「あなた自身の人としての成長を促すから」です。
以下で簡単にまとめますね。
・親が「当たり前のようにやってくれていることの大変さ」を学ぶ
→親への感謝の気持ちを学ぶことに繋がる
→「感謝の気持ち」は人としてもとても大事なことです。
・お弁当を朝の忙しい時に作る事は仕事の段取りを考える事につながる
→決められた時間内に仕上げないといけません。
→仕事も同じです。
決められた時間内に商品を仕上げます。
お弁当づくりもパティシエとしての仕事も本質は同じです。
・掃除・洗濯
→掃除は、お店でも必ずやります。
社会人になって初めて掃除しました！という人と子供の頃から家の掃除・家事をやってきました！という人、どちらが即戦力になりそうですか？
自分で家のことをやってみると初めてわかると思います。
・自分の無力さ
・自分の親への感謝の気持ちのなさ
・親のすごさ
・親の愛情
色々と気づくはずです。
だから家事・料理はものすごく大事です。
3.事例
私のお店のシェフもまさに今回ご紹介したことは全てやってきています。
・家事・料理
・お菓子づくりの習慣
食べログ2万店の洋菓子店のうちTOP100
ジャパンケーキショーで1位
（※日本最大のコンクール）
10年後には10%しか残らないと言われている中、現在11年目です。
そんなお店のシェフになっています。
ですから恐らくこの考え方は「正しい」可能性が高いです。
4.まとめ
パティシエになる為に勉強以外では以下の2つをやる！
①家事・料理
「人としての成長を促すから」
②自宅でお菓子づくりを習慣化
「継続する習慣」
「お菓子づくりの経験値を高める」
これをやることができれば他のパティシエの人とは頭1つ2つ位は差がつくはずです。
実践してみて下さい。
以下の記事も参考になると思います。
宜しければご覧下さい。
あとInstagramお店で頑張っています。
良かったら覗いてみて下さい！！
Instagram：ポッシュ・ドゥ・レーヴ芦屋
それでは！
