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洋菓子店の経費【基礎】「FLコスト」を理解する

洋菓子店の経費【基礎】「FLコスト」を理解する

こんにちは、伊東です。

先日、以下の記事を書きました。

過去記事
ケーキ屋・洋菓子店の「経営」って何を学ぶの?

 

この中で以下をまず、理解しましょう!という事を解説しました。

 

・損益計算書(PL)

・貸借対照表(BS)

・CF計算書
(キャッシュフロー)

この3つを理解すること

 

 

今回は、PLの中でも重要度が高い「FLコスト」について解説します。

独立を目指している方や、開業したての方は是非、参考にしてください。

 

 

本記事の内容

・FLコストとはなにか?

・FLコストの目安は「60%以下」

・FLRまで考える「70%以下」

・オーナーの哲学が現れるところ

 

では、いきましょう!

 

FLコストとは?

洋菓子店の経費の基礎FLコスト

F:Food ・・原材料費

L:Labor・・人件費

 

上記です。

FLコストの目安は?

FLコスト60%以内が一般的
 F:35%以内    L:25%以内

 

FLコストが60%を超えたら、まず利益が出ません。
かなり経営的にもつらい状況になってきます。

 

目標ラインとしては55%以下を目指しましょう。

FLコストは、オーナーの経営に対する哲学が現れるところです。
その為、「こうするべき!」という正解はありません。
ただ、経営をある程度安定させていくには一般的に55%以下は必要と考えます。
※飲食の業界でも、「俺のフレンチ」などは、原価率70%近くというこれまでの飲食業界の常識を破る、ビジネスモデルで成功しています。
 その為、上記で記載しているのは「目安」とお考え下さい。

FL「R」:目安70%以下

R=Rent 家賃 のことです。

 

FLRコストで、70%を超えたらまず利益は出ない

Rコストは、以下を目安にしましょう。

目標:売上の8%以内
目安:売上の10%以内

 

オーナーの哲学が現れる

上記は「一般論」です。

ご紹介したように、原価率70%というこれまでの常識を大きく覆すビジネスモデルを構築している飲食店などもあります。

 

洋菓子店も同じです。

 

 

「Lコストはもっとかけて、従業員の満足度を高めたい」

「Rコストは15%かける。立地がいいから早く立ち上げる自信がある。」

「Fコストは、40%かける。その分、質の良い材料を仕入れて
商品のクオリティをより高めたい。」

 

 

などなどです。

コンセプトやオーナーの価値観によってかなり変わる所です。

 

だからこそ、「お店のコンセプト」を明確にしておくことが大事になってきます。

先日、以下の記事を書いています。

関心ある方は以下より確認下さい。

 

参考記事
洋菓子店のコンセプトの考え方

 

洋菓子店のコンセプトの考え方

 

FLコストは、売上に占める割合も大きく、重要なコストです。

 

基礎的な内容でしたが、とても重要ですので、参考にして頂けると嬉しく思います。

 

それでは!

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