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パティシエになる為に何を勉強したらいいか?→結論「学業」を現役経営者が解説

パティシエになる為に何を勉強したらいいか?→結論「学業」を現役経営者が解説

こんにちは、伊東です。

 

2009年から洋菓子店を経営しています。

国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。

 

「パティシエになりたいと思っているけど、どんな事を勉強すると一番いいの?」

 

「やっぱりお菓子作りに関すること?語学?」

 

こんな方の疑問に、お答えします。

 

記事作成者について簡単に紹介

・洋菓子店を経営して10年。継続中。

・経営するお店は、国内2万店舗のうちのTOP100である
「百名店」に毎年選出中

 

・シェフは、日本最大級のコンクール

「ジャパンケーキショー」で1位受賞

 

 

本記事の内容

・とにかく「学業に専念」すること

・「算数・数学」は必須

・お菓子作りの技術・知識はあとでいい

・まとめ

 

 

では、内容見ていきましょう!

 

とにかく「学業に専念」すること

小学校・中学校・高校は学業に専念

 

学業や学校生活ですね。全力投球で良いです。

パティシエと関係なさそうですが、かなり大事です。

 

私の「個人的な考え」です。

 

偏差値50以下の高校出身者は採用しません。

 

「偏差値で、人を判断するの?」

 

そう思う方もいると思います。
判断の軸は、以下です。

 

特別な理由がなく、偏差値が低い高校に行くという事は「平均的な努力ができない人」と考える為です。

社会人になると「努力」をする事が学生の頃より一層求められます。

 

「努力できる人」は、3年後の成長度合いが違います。

 

「平均以上の努力をする習慣がある人」を採用したいと思うのは自然なことです。

 

偏差値50といえば、難関校でも何でもありません。

 

「普通に」努力ができる人であれば、誰でもいけるレベルです。

 

算数・数学は必須

「43%と35%の生クリームから、38%を200g用意して」

 

当店のシェフから実際にでた指示です。

 

中学生でも解けます。

 

でも、これが解けないパティシエって結構います。

 

お菓子作りは「化学」「科学」です。

数字が、毎日飛び交います。

 

中学生でも解けるような事が「できません」では
スタートラインにすら立てていません。。

 

 

お菓子作りの知識・技術はあとでいい

先日、以下の記事を書きました。

 

過去記事
パティシエのスキルアップに絶対に必要なこと

 

お菓子作りの知識・技術は後からの努力で充分身につく

 

だから、大丈夫です。

 

学生の頃にしかできない事を徹底的に楽しむ

 

パティシエとして社会人になったらイヤというほど「毎日お菓子漬け」です。

まとめ

・学業に全力を注ぎ、専念すること

・お菓子作りの知識・技術はあとでいい

・算数・数学の基本的な事は最低限!!

 

私のお店のシェフは、26歳からパティシエを志し、
3年弱働いたあとに独立開業を実現しています。

 

 

独立・開業を目指す方は参考になります
パティシエが独立開業を3年で実現する方法

 

スタートはめちゃくちゃ遅いです。

 

でも、「努力の仕方」で挽回しています。

また、勉強をしっかりしてきているので、
パティシエをやっていて数学・算数で困る事はありません。

 

高校も偏差値60を超えます。

 

つまり「努力する習慣がある人」なわけです。

 

「努力する習慣がある」から実現していること

・日本最大級のコンクールで1位

・3年もかからずに、独立開業を実現

・独立しただけではなく、10年継続

 

10年継続する事は簡単ではありません。

 

10年後に継続できているのは、

個人事業:11.6%

法人  :35.9%

です。以下の記事でも紹介しています。

 

過去記事
パティスリー・洋菓子店の独立開業後の存続率とは?

 

学校生活・学業に注力し、努力する習慣を身につけることが将来の成長に影響を及ぼす

 

この大切さが伝わると嬉しく思います。
※パティシエになるにはどうするか?
全体像を完全解説しています。

パティシエ になるには?現役の経営者が中立的に完全解説!

それでは!

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