こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
こんなこと思うことありませんか?
「いつか世界で一つだけの私オリジナルのお菓子を作りたい」
「でもどうしたらいいんだろう?」
「やっぱり長い期間かけて修行していく必要があるのかな?」
やっぱり「自分のオリジナル」を作りたい!という気持ち、わかります。
こんな疑問に今回はお答えします。
では内容をみていきます。
1.オリジナルのお菓子を作るには「原理原則」を徹底的に理解する
このブログでも何度も繰り返していますが「原理原則を学ぶこと」です。
原理原則とは「製菓理論」です。
以前、以下の記事を書いています。
製菓理論がどのくらい大事か?について解説しています。
これがスタートラインであり、全ての土台です。
この「土台」があるパティシエは10年、15年と長い期間の修行は不要です。
逆に土台が無いパティシエは10年、15年と長い期間の修行が必要になります。
2.長い期間(10年、15年)の修行は必要ない
これには前提条件があります。
製菓理論を徹底的に学び、実践できること
そのための努力ができること
これができる人は10年も15年もかけて修行をする必要はありません。
実際の所、私のお店のシェフは実践済みです。
3年も修行期間をかけずに独立を果たしています。
では製菓理論を学び、実践できるようにするにはどうしたらよいでしょうか?
次で解説します。
3.学んだ原則を実践をし、検証をする
書籍などを読んでただ「ふむふむ、勉強になった」ではダメです。
職人ですから「実践」出来なくてはいけません。
そのためにどうするか?
これにはそれなりの努力が必要です。
書籍で学んだことを自宅や勤務先で実践をする
実践して製菓理論どおりの結果になるかを確認する
上手くいったなら「なぜうまくいったか?」
上手くいかなかったら「なぜうまくいかなかったか?」
を考えて、次に活かす。
これは「頭で理屈として理解したことを実践することでより一層の理解を脳に定着させる」プロセスです。
ものすごく重要です。
この努力をどのくらいできれば良いか?
次で解説します。
4.原則を学ぶ→実践→検証 を3年続ける
起きている時間の全てを費やし3年は継続
(※人によっては3年以上かかります。)
これでパティシエとしての基礎を習得します。
何気にサラッと書いていますがかなりの努力を要します。
あとは現場でしか学べないことを習得していきます。
5.素材を現場で学ぶ
お菓子屋さんやホテルなど実際に働く現場でしか学べないこともあります。
・原材料
→在庫管理を担うことで学べます
・果物の扱い
→カットの仕方は自宅でも練習必須です
・器具の扱い
本だけでは実際の原材料など学ぶには限界があります。
それを現場で実践することで補います。
6.まとめ
・製菓理論を徹底的に学ぶ
・製菓理論で学んだことを実践し、結果を検証する
①頭で理解する
②実践する
③脳に定着させる
→更に「人に教える」と尚良い
・少なくとも3年は時間を費やす
・素材などは現場で学ぶ
→在庫管理を積極的に行う
実はこれ全て私のお店のシェフが実践済みのことです。
一般的には10年とか15年かけて独立するパティシエが多いですがシェフは3年弱です。
それでこんな感じです。
・ジャパンケーキショー連合会会長賞受賞
・独立し11年継続
→10年継続できるのは10%しかいない
・食べログ国内2万店のうちTOP100の評価
・食べログ市内で1位
「3年もかかってないの???」
そうです。ホントです。
以前、解説している記事があります。
ぜひ見て下さい!
本当に10年も15年も修行は不要です。
もう昔の話ですし、努力の仕方次第です。
シェフが実践済みです。
ただ注意点はあります。
今回サラッと書いていますが「並外れた努力が必要」なのは言うまでもありません。
普通の人と同じ努力ではダメということです。
この辺も上記でご紹介の記事で解説していますので読んで下さいね。
でもこの内容を実践できればあなたのオリジナルお菓子を作ることができるようになると思います。
「世界で一つだけしかないあなただけのお菓子づくり」
ぜひ実現してください!!