こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
前職は東証一部上場コンサル会社に7.5年勤務。
小さな洋菓子店の経営戦略。
「新しいお客様を作る方法」です。
これを考える前提が3つあります。
「重点商品を決める」
「重点エリアを決める」
「重点客層を決める」
これらについては別の記事で解説しています。
この3つを実現する為にどのように新しいお客様を作っていくか?を考えます。
この記事では、以下を得ることができます。
・小さな洋菓子店の戦い方のヒント
・お客様を作る方法のヒント
この内容を踏まえ「自分ならこうする」と活用をして下さい。
それでは内容です。
本記事の内容
では、内容みていきましょう!
小さな洋菓子店の戦い方
小さな洋菓子店は、小さいなりの戦い方があります。
最悪なのは「大手と競合すること」です。
100%勝ち目ないですから。
小さな洋菓子店の戦い方のポイントです。
・手間、労力を惜しまないこと
・顧客と直接的に、接すること
・経営資源は、重点的に投下する
・なるべくお金をかけない
・大手と競合しないこと
とても大切なポイントです。
次のお客様を作る方法の所で解説を加えます。
お客様を作る方法
いくつか上げていきます。
①SNSの活用
小さな洋菓子店にとってはとても重要です。
・お金がかからない
・ファンが付きやすい
・さほど、時間もかからない
・拡散性が高い
もうやらない理由がないですね。
私は遅ればせながらようやく取り組み初めている所です。
最近は、
「インスタ見て、食べたくてきました」
という声もチラホラ聞こえるようになってきました。
②ポスティング
ポスティングといっても、ちょっとやり方が違います。
オーナー自ら、近隣を1件1件ピンポンしてご挨拶しながらチラシを配る
大手は絶対にやりません。
業者に「ポンッ!」と外注です。
住宅、人口の密度によっても変わりますが、1時間回って30件~50件くらいはいけます。
やはり、顔を見ながら渡すのと業者が適当にポストに突っ込むのとでは印象は全然違いますよね?
1,000件くらい回るだけでかなり違います。
大手と差別化するポスティングです。
③HPの活用
HPないお店、本当に多いです。
お客様は皆スマホを持ち「検索して」お店を探し、情報を集めます。
お客様の行動に合わせてお店側も準備するのは当然ではないでしょうか。
HPについては以下で解説しています。
④会員カード
お客様の情報を頂き、お客様一人一人にあった商品やサービスを行うことです。
お店に満足できれば、口コミなどで新規のお客様を増やす行動をとって頂けます。
大事なポイントは以下です。
・お客様の「顔」と「名前」を一致させること
・商売を抜きにして「人」と「人」で接すること
・お客様のことをもっとよく知ること
職業、家族、趣味、価値観など
会員カードを作る目的はお店の売上を上げる為ではなく、お客様を知ることです。
私は最近は店頭に立つことはなくなりましたが、
未だに街を歩くと知っているお客様に必ず会います。
「こんにちは!」
「お嬢さん、産まれたようですね!
おめでとう御座います!」
→このお客様には先日お祝いをお持ちしました。
「来月は◯◯ちゃんの6歳の誕生日ですね!
ホント大きくなりましたね!」
このような「ベタな付き合い」はとても大事ですし、商売抜きに楽しいものです。
単純に「人に喜んでもらうこと」は嬉しい😆ですよね。
まとめ
・小さな洋菓子店ならではの戦い方をする
・「人」と「人」との接し方を大事にする
・「人に喜んでもらうこと」を実践する
大手ではやらない、できないことをやる。
今回の記事は結構「ヒント」になると思います。
活用をして頂けると嬉しく思います。
※戦略の全体像は以下をご覧下さい。
※独立開業の全体像を知りたい方は以下をご覧下さい。
それでは!