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パティシエ経験5年。次の転職はどのように考えると良いか?

パティシエ経験5年。次の転職はどのように考えると良いか?

こんにちは、伊東です。

 

2009年から洋菓子店を経営しています。

国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。

 

「パティシエ歴はもう5年かぁ。

そろそろステップアップを考えて転職しようかな。

今、25歳。

あと5年で30歳か・・。

う~ん、何か重要なタイミングな気がする。

どういう点に気をつけて次を考えると良いかな?」

 

今回はこんな疑問にお答えします。

 

ちなみに私のお店のシェフ(女性)はパティシエ歴3年弱です。

3年弱で、3ヶ所で働き、独立開業を実現しました。

今、11年継続中です。

 

そんなシェフの経験なども踏まえ解説していきます。

 

 

本記事の内容

1.パティシエ歴5年。転職は「慎重に」「時間をかけて」

2.次の職場がパティシエとしての成否を決する可能性が高いから

3.独立を目指すパティシエの場合

4.独立は目指さないパティシエの場合

5.努力の仕方しだいでは3年もあれば独立は実現できる

6.まとめ

 

では内容をみていきましょう。

 

1.パティシエ歴5年。転職は「慎重に」「時間をかけて」。

この時期の転職は「慎重に」「時間をかけて」行いましょう。

急ぐ必要はありません。

 

ホテル

レストラン

個人店

カフェ

フリーランス

 

あらゆる可能性を考えてみましょう。

 

必要であれば1年くらい時間を使う位でもOKです!

なぜか?

 

2.次の職場がパティシエとしての成否を決する可能性が高いから

マカダミアナッツ

パティシエ歴5年の後の職場はあなたにとって非常に重要だからです。

 

今の職場では中堅のパティシエ、もしくは2番手などで

活躍している場合が多いと思います。

 

次の職場選びは確実に成功させる必要があります。

パティシエ5年。

この時点でパティシエとしては成功の道に入りつつあります。

 

多くの同僚や同期でまだパティシエを続けているのは少数ですよね?

あなたはもう充分に努力をし、パティシエとして成功の道が近づいてきている段階です。

 

最初の1年、2年、3年くらいは本当に大変だと思います。

でもあなたはもう乗り越えています。

 

だからこそ、

「次の職場がパティシエとしての成否を決する」

そんな気持ちを持つことが大事です。

 

まずこの5年の努力は素晴らしいことです!

お疲れ様でした!

そして「次がパティシエとしての本番」です。

 

自分に合う職場を選択することに全力を注ぎましょう。

 

次では「独立を目指す場合」「目指さない場合」という事で解説していきます。

ここまでで心構え的なところは伝わったと思います。

 

3.独立を目指すパティシエの場合

ケーキ屋・洋菓子店の外観写真

「独立」

高い志を持って日々努力している事と思います。

 

こういう方は何を考え、転職先を検討すると良いでしょうか。

やっぱりこんな気持ちなのではないでしょうか。

 

「できる限り最短で自分の目標(独立)に到達したい」

 

そんな時は以下のポイントを考えてみましょう。

 

「自分が実現したいと思っている雰囲気に近いお店に転職する」

 

「たくさんのお客様が来店する大型店」

「夫婦2人でマイペースでやるお店」

「焼き菓子を専門にするお店」

「チーズケーキの専門店」

「複数の店舗展開をする中規模店」

 

もう実現している先輩達から学ぶという事です。

 

「アシェットデセールのお店をやりたい」

でも実際に働いているのはアシェットなど絶対にやらない街の洋菓子店・・・

「ダメ」とは言いませんが「遠回り」です。

 

4.独立は目指さないパティシエの場合

独立だけが全てではありません。

独立はそれなりに「リスク」を伴います。

そんなに甘い世界ではありません。

 

以前、洋菓子店の存続率について解説しています。

パティスリー・洋菓子店の独立開業後の存続率とは?理論ではなく「実例」です!

 

独立を目指さない場合は「シェフ」を目指す

ということが多いと思います。

 

5年のパティシエ歴である程度あなたに実力が

あるという前提で解説します。

 

実力があるなら、

「スー・シェフ、又はスー・シェフに準ずる立場」

待遇、立場、両面で上記を満たす職場

 

「ステップアップできたな!」という転職を実現することが大事です。

これまでの5年の経験を存分に活かし、活躍できる環境か?

よくよく事前に調べ、面接時も確認の上、進めていきましょう。

 

これとは別の考え方もあります。

 

今の職場より「レベル高いな」とあなたが感じる所で

ゼロからスタートする。

 

「もう1段ステップアップする」という意味ではこれもアリです。

製菓の世界は本当に働く場所によって全然レベルが異なります。

大変ですがあなたの実力を更にUPさせることに繋がります。

 

今までの経験を活かしてキャリアアップするか、

更に実力を高めるために環境を変えるか?

あなたの考え方しだいです。

 

と、ここまで解説しておいて何ですが、、

独立を目指す方については5年も10年もかける必要はないんじゃない?

というのが私のお店のシェフの考え方です。

 

私も同意です。

次で解説します。

 

5.努力の仕方しだいでは3年もあれば独立は実現できる

女性シェフパティシエール 伊東 福子

パティシエは一般的に10年とか15年とかパティシエとしての経験を積んでから「独立」というパターンが多いのではないでしょうか。

 

しかし、私のお店のシェフは3年弱です。

それでも、以下のようにある程度はやれています。

 

・ジャパンケーキショー1位受賞

・食べログ2万店のうちTOP100

・11年、継続中

(10年継続できるのは11.6%)

 

決定的に違うのは「努力の仕方」です。

ここについては以前、以下の解説をしています。

関心ある方はご覧下さい。

 

パティシエは10年も15年も修行する「必要はない」件

 

パティシエが独立開業を3年で実現する方法「実践済み」

 

まとめ

パティシエ経験5年。

次の転職はどのように考えると良いか?

解説してきました。

 

以下にまとめます。

 

 ・転職は「慎重に」「時間をかけて」・次の転職がパティシエとしての成否を決する可能性が高い

・独立を目指す場合

自分が実現したいと思っている雰囲気に近いお店に転職する

 

・独立を目指さない場合
①キャリア・アップ

スー・シェフクラスで転職可能な職場を選択

 

②さらなる実力UP

あなたにとって「レベルが高い」と思う職場でゼロからスタートする

 

パティシエとして5年やれているという事。

その時点であなたはもう充分に努力しています。

 

「次の転職」は本当に大事です。

 

本記事を参考にし、あなたの今後に役立てて下さい。

それでは!

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