こんにちは、伊東です。
2009年から洋菓子店を経営しています。
国内22,000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
いや~、いろいろ失敗してきましたよ!
「自分のお店を持つとどんな失敗をしがちなのかな?」
ということでこんな疑問にお答えします。
今回は「私が個人的にやらかした失敗」を元に解説します。
今回は「開業編」を解説します。
では内容をみていきましょう。
1.サラリーマン時に残高不足を放置。融資200万を減額される・・
創業時の融資審査の時のことです。
「サラリーマン時代の通帳を過去2年分持ってきて下さい」
そう言われ持参しました。
1つ1つ過去にさかのぼってチェックしていきます。
「念入りにチェックするんだな・・」
呑気にかまえていたその時!
「この支払は遅れてますよね?」
私「はい。たまたま現金を入れるのを忘れてまして・・」
もう最悪です。。
担当者にこう言われました。
「そうですか。借入をした資金についてうっかり返済
忘れましたでは困りますのでご注意下さい。」
そして希望額1,000万でしたが実際の融資は、、、
800万円でした。
200万円、減額されました。。
詳しくは以下で解説しています。
2.開業時に業者の言う事を信じて失敗
この点については以前、解説しています。
自分が考えるお客様は何を求めているか?
ここにだけ答えがあります。
3.開業後1ヶ月。早くも資金不足で潰れそうになる
開業時に、業者の方のアドバイスを素直に?信じてしまい、予定外の出費がかさみました。
結果、2ヶ月後には現金が10万円くらいまで減少。。
会社をやっていて現金10万円はもう「倒産寸前」です。
個人の財布の感覚でいうと1円玉だけが財布にあるカンジです。
かなりヤバい状態です。
資金繰りをサボっちゃダメ!という事です。
詳細は以下で解説しています。
4.自分の給料すら出せずPAにその分を出す・・
当然、、当然というのもおかしいですが、
当然のことながら自分の給料も出ません。。
で、その分をアルバイトの皆さんに支払っていました。
「自分は朝から深夜まで働いて0円」
「でもアルバイトの方には支払いをする。」
自分が無能だからしょうがない・・
と言い聞かせていました。
独立するとはこういう事も乗り越えないといけないな
というのは何となくわかってはいました。
どう乗り越えるかを考えて行動し続けるのみです。
「思考停止」だけは絶対に避けないといけません。
今、コロナの影響で苦戦中の飲食店、洋菓子店、
とっても多いと思います。
こういう時は「思考停止」が一番ダメです。
行動し続けること
「行動」しないと今を乗り越えることは絶対にできません。
5.パティシエ経験5年!おぉスゴイ!と思ったら全く仕事ができない人を採用してしまう・・
これも今思えば浅はかだったな・・
と思うことです。
当時、パティシエ経験5年の女性を採用しました。
私のお店のシェフはパティシエ経験3年もありません。
そのような中「5年」の経験者です。
「えぇ!5年の経験者!スゴイね!」
「いい人来てくれてありがたい!」
なんてシェフと浮かれて話をしていました。
が、、、、
実力はシェフの方が遥かに上でした。
5年の経験が全く私のお店では通用しませんでした。
「基本から教えないといけない。。」
さらに経験や中途半端な知識が邪魔して成長も遅い。。
本当に大変でした。。
パティシエ経験が長いからといって実力があるとは限らない。
今は「前職はスー・シェフやってました」
と言われても浮かれることはありません。
冷静にそのパティシエの実力を見極めます。
でも、当時は「経験の年数だけでしか判断ができない」状態でした。
見る目がなかったわけです。
6.さいごに
いかがでしたか?
自分を分析すると、
「自分に甘いな・・」
そんなことに気づきます。
自分に甘いがゆえに事前の準備や対策が甘く、
様々な失敗をしてきているな・・
やはり「自分に厳しく」ですね!
これから独立を目指す方は私のような失敗をしないよう参考にして頂けると嬉しいです。
※独立開業の全体像については以下で解説しています。
※経営戦略については以下で解説しています。
私も実践済みです😊
それでは!