こんにちは、伊東です。
2009年より洋菓子店を経営中。
国内2万2000店中、食べログTOP100のお店を運営中。
「将来は、お店を開業したいと思っている。
だけど、全体の流れみたいなのはどんな感じなのかイマイチわからない。」
この疑問にお答えします。
本記事の内容
①「資金」「お菓子作りの技術」
②事業計画の策定
③物件探索
④商品開発
⑤資金調達・物件契約
⑥内外装・設計
⑦包材・備品・厨房機器・原材料の確保
⑧施工・工事
⑨人材の採用・教育
⑩店舗引き渡し
⑪開店前トレーニング
⑫開店!
①個人事業か法人か?
②ネット環境
③税理士・社労士について
開業までの流れ
開業までの流れです。
やること目白押しです!
①『資金』『お菓子作りの技術』
お菓子作りの技術力向上は当然ですね。
「資金」は少なくとも300万円は用意しましょう。
②事業計画策定・重要!
どういうお店にしていきたいですか?
という所を、文字にし、数字にしていきます。
参考記事のせておきますね。
③物件探索
②をよく考えた上で、物件探索を行うと、とても
物件探索の基準が明確になり、物件も探しやすいです。
④商品開発
物件探索と同時並行だと思うのですが、
どのような商品ラインナップにするか?
価格はどうするか?どういう陳列にするか?
など考えておきます。
これも②の事業計画が鮮明であればある程、
方向性は明確になります。
⑤資金調達・物件契約
物件契約をします。
ここで、敷金、礼金など最初の出費があります。
また、自己資金だけでは難しいと思いますので、
『借入』が必要になります。
⑥内外装・デザイン・設計
どこに頼むか?というのが重要です。
洋菓子店を1回も手掛けた事が無い所とは、
お付き合いしない方が良いと思います。
内外装費などの設計、工事費用は高額になります。
以下の記事が参考になりますのでご覧下さい。
⑦包材、備品、厨房機器・原材料の確保
事業計画に基づき、厨房機器の選定、包装資材準備
を行います。
問屋さんを介す事が多くなると思います。
⑥と⑦は同時進行で進めます。
⑧工事
⑥・⑦を詰めていき、工事に入ります。
先に厨房を作って貰い、試作が出来る環境を
早く作りましょう。
同時に以下も行います。
・食品衛生責任者の資格取得の為に講習会に参加
・厨房完成後、保健所へ行き、営業許可申請を行う
⑨人の面接・採用・教育
販売、製造の人員確保をします。
『教育』もしなくてはいけません。
⑩店舗完成
目に見えない部分、電気工事や給排水工事、
ガス配管工事などに一番時間とお金がかかります。
『見えない所にこんなにお金かかるんだ・・・』
と感じる事と思います。
さぁ、あと一歩です!
⑪開店前のトレーニング
・製造のトレーニング
・販売のトレーニング
・レセプションを実施し、実践的なトレーニング
開店に向けて、1~2週間程度は時間をかけた方が良い所です。
⑫開店
晴れて開店です!
開業時迄に検討しておくこと
開業までの流れ、把握できましたか?
上記に加え、開業時までに検討しておくこと、
取り組んでおくべきことを記載しておきます。
【1】個人事業 or 法人
個人事業で開始するか、法人で開始するか?
検討と決定が必要です。
私は最初から法人を設立しましたが、これは開業する
方次第かと思います。
【2】ネット環境
ホームページ製作は、今の時代必須と思います。
「費用」「手間」はかかりますが、必須です!!
【3】税理士・社労士について
税務、社会保険手続きなど、最初の頃は慣れていない
という事もあり、とっても面倒で手間で時間がかかります。
ここに時間が取られてしまう場合は、
専門家の力を借りた方が良いかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
やること目白押しです。
そう感じて頂けるよう、記事内容を充実させていきます。
それでは!
また、以下も参考になります。
小さなケーキ屋の開業を考えている方に必要なポイントです。