» 小さなケーキ屋開業を成功させる為に特に必要な5つのポイント
 » 小さなケーキ屋開業を成功させる為に特に必要な5つのポイント

パティシエとしての技術・キャリア・経営・心構え

小さなケーキ屋開業を成功させる為に特に必要な5つのポイント

小さなケーキ屋開業を成功させる為に特に必要な5つのポイント

こんにちは、伊東です。

1店舗の洋菓子店を経営し、10年になります。

今10年たってみると、

「あの時こうしておけばよかったなぁ~」

と思う事が多くあります。

最近では、小さなお菓子屋さんを開業したいという方が増えてきている
印象を持っています。男性もいますが、女性の方の方が多いのかなという
印象です。

そこで、私なりに思う、ポイントについてお伝えしたいと思います。

既に、独立開業している方はもちろんの事、将来小さなケーキ屋を開きたい
と思っている、パティシエの方に役に立てると嬉しいです。

 

小さなお菓子屋さんって?

まず、前提条件から。

小さなお菓子屋さんってどんなイメージでしょうか?

夫婦2人+アルバイトの方 での運営というのが多いと思いますので

それで考えてみます。

ちなみに私の場合も近くて、創業時は、夫婦2人+アルバイト2~3名での
運営でした。
お店の広さは、私は20坪(約66㎡)で、小さく始めるにしてはまぁまぁの
広さでのスタートでした。

私の場合は、大分最初から無理をしました。

駅1分で1階、20坪ですから家賃もまぁまぁ高めでとても苦労しました。

 

小さなケーキ屋開業における「成功」とは?

「成功する」という事についても一言触れます。

個人の小さな洋菓子店の成功の一つの目安ですが、
私は以下だと思います。

 

「安定してお客様にご来店頂く事が出来るようになり、

 5年、10年と続けていく事が出来る状態」

 

不安にさせるつもりはありませんが、独立開業というのは
甘い世界ではありません。

まずは、5年、10年「存続できる」という状態を目指すだけでも
相当なハードルの高さですので、「成功」と言ってもよい事だと思います。

そして、成功する為に必要なポイントは様々な事がありますが、
今回は5つのポイントにまとめてみます。

 

それでは参ります。

 

①初期投資をかけ過ぎない

洋菓子店というは、かなりの設備投資額になります。

初期投資をかけ過ぎるとどうなるか?

「お金」なくなりますよね?

そうすると、いざ運営が厳しい時に「現金」が
手元に無いので持ちこたえる事が出来ません。

無理な借り入れをしたり、無理な設備投資による
現預金の減少は、早期の倒産を招く引き金になります

 

ついつい「あれも必要。これも必要。」と思ってしまいます。

 

お菓子作りにこだわりがある方であればある程、「良い設備」
にしたくなる気持ち、わかります。

 

私自身も、今思えば、開業時の設備投資、し過ぎたな・・・と
実は思っています。

 

設備は、徐々に追加していけばいいんです

 

売上に目途がつき、「設備投資しても大丈夫」という状態を
作る事が出来たときにはじめて、追加していけばよいと思います。

 

身の丈にあった経営をするという事です

 

私の場合は、少々無理をしたので大分苦労しました。。。

 

②新品にこだわらない

①にも繋がる事なのですが、新品にこだわる必要はありません。

特に小さなお菓子屋さんを開業するのであれば、
新品にこだわる必要は全くないです。

作業台、オーブン、シンク、冷蔵庫等全て中古でよいでしょう。

日本のものは、さすが!そう簡単に壊れません。

 

私は、新品ばかりで揃えてしまい、えらい出費になりました。。

 

減価償却費が嵩み、初年度は大赤字、銀行からの返済は増えて
現預金は減るし、売上はさほどないし・・・

 

自分の給料すらまともに払えませんでした。。はい。。

 

決算は、債務超過スレスレだし・・・
(まぁ、簡単に言うと、倒産しそうという感じです)

 

③出店立地は一等地である必要はない

今の時代は、SNSが普及し、インターネットでお客様がお店を探してきて
貰える時代になりました。

その為、昔の良いにいわゆる「良い立地」にお店を構える必要性は
昔ほどは高くなくなってきていると思います。

 

初めて行った町でも、グーグルや食べログで「検索してお店を探す」という

事はよくある事ですよね?

 

勿論、一等地は良いに決まっています。

目立つし、通行量が多ければ認知してもらい易い等
メリットはたくさんあります。

 

しかし、最大のデメリットは、「家賃が高い」

 

という事です。

家賃=固定費 です。

経営的に、固定比率が高いお店は、損益分岐点が上がる為、
利益を出す為に(お店を続ける為に)より多くの売上が必要になります。

一等立地ではなくても、HPを立ち上げたり、SNSを活用し、お客様に認知して
頂く活動を行う事で、立地の不利な面は補える時代だと思います。

 

④1年分の生活が出来る現預金は確保してから

1年分の生活費は、事業費とは「別に」用意しておきましょう。

事業の立ち上げというのはそう簡単ではありません。

最低半年、出来れば1年分の生活費は確保してから独立開業

するべきだと私は思います。

事業の面では、最低6ヶ月分程度の運転資金は確保する事が必要と思います。
(上記の生活費とは「別に」ということです)

 

この準備が出来ない方は、まだ時期尚早と思いますので、もう少しお金を
貯めるか、事業計画を見直し、現金を捻出する必要があると思います。

 

私の場合は、最初の1年間位は、本当にきつく、自分の給料も出ませんし、
会社も赤字で、現預金がどんどん減る日々でした。

しかし、資金の確保、工面はしていたので何とか乗り切る事が出来、

その間に、お客様が増えていき、事業が軌道にのせていく事が出来ました。

 

⑤「経営」の勉強をすること

では、最後です。

パティシエの方はお菓子作りは学んできますが、店舗運営や経営については
学んでくる事が無いまま独立してしまう方が殆どだと思います。

 

しかし、経営について不勉強のまま独立するという事は、

 何の事前準備、装備もせずにエベレストに登山するようなもの です。

 

上手くいくはずがありません。

 

10年たつと、90%は倒産してしまう世界です。

 

小さなお菓子屋さんだからこそ、なおさら経営の勉強が必要だと
私は思います。

私自身、経営コンサルティングの会社にいましたので、それなりに
勉強はしてきました。

そのお蔭で、今があるととっても思っていますし、今でも様々な勉強は
怠っていません。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

 ・初期投資をかけすぎない

 ・新品にこだわらない

 ・一等立地にこだわる必要はない

 ・1年分の生活資金を確保してから

 ・経営の勉強をすること

将来開業したいと思うパティシエの方は是非参考にして頂けると
嬉しく思います。

成功確率高まると思います!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関連記事

おススメの記事